きみがつらいのは、まだあきらめていないから (角川文庫 も 14-7)
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きみがつらいのは、まだあきらめていないから (角川文庫 も 14-7) / 感想・レビュー
おしゃべりメガネ
前から気にはしていて、しっかりと読まなければと思っていた盛田さん作品でお初となりました。思ってた以上に惹き付けられる素晴らしい作家さんですね。とにかく文章にきらびやかな生命を感じます。コミカルにも書くことができ、シリアスにも書くことができる、要は変幻自在な文章を操ることのできる方なんだろうなぁと。7編からなる短編集ですが、どの話も決してただのありふれたフィクションではなく、身近なとこにふりかかる可能性が否定できない話だったように思えます。特に表題作はサラリーマンの'ココロの病'を描いた内容で強烈でした。
2016/09/16
A
短編集。それぞれが悩みややるせなさを抱えて生きている。どの章の終わりも登場人物達がその後どうなったのだろうと、すごく気になる。面白かった。読書メーター500冊目。
2020/11/11
なつ
どこか寂しい、悲しい。そして切ない。でも抗い続けるしかない。挫けそうになりながらも、今を生きる。どんよりした雰囲気が漂うけれど、それも悪くないと思える。
2017/07/06
きのぴ
昼間は風俗で働く専業主婦、衝動的に彼に暴力を振るってしまう会社員、不倫が夫にばれて年下の男と逃避行する女・・・悲しみを背負った女性たちと、それを支えようとする不器用な男たち。7つの再生の物語。読んでからしばらく経っているので細かくは思い出せないけれど←、盛田さんの男女を描いた話は好きなのでこの本も楽しめた。
2021/12/13
rokoroko
恋愛の終わり、うつ、など読んでて辛くなる短編。もうそんな経験は味わう事ないと思うけど、誰かの失恋を慰める年になったのよ。タイトル通りの言葉投げかけてこよう
2018/06/19
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