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蝶狩り (角川文庫 こ 31-1)

蝶狩り (角川文庫 こ 31-1)

蝶狩り (角川文庫 こ 31-1)

作家
五條瑛
出版社
角川グループパブリッシング
発売日
2008-08-25
ISBN
9784043896011
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蝶狩り (角川文庫 こ 31-1) / 感想・レビュー

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GAKU

私立探偵桜庭の「冬に来た依頼人」に続く、シリーズ第2作。1作目のレビューでも書きましたが、こう言う雰囲気の作品私好みです。ですので、面白く読ませていただきました。キリエのその後を書いた、続編希望!

2021/05/04

扉のこちら側

初読。2014年1104冊め。祥伝社文庫「冬に来た依頼人」のシリーズ続編。五條作品にしてはいまいちはまれなかった前巻の理由が、この巻を読んで主人公の一人称語りだと気づく。キャラ萌え小説並みにキャラがたっているから、三人称で押さえる位がよい。そして五條作品ならではの国家機密とか諜報戦がないのがもったいない。

2014/12/01

TATA

五條さん初読み、こっちの古本市で結構前に買ってたもの。人探しから徐々に深みにはまって、覚せい剤の行方を巡って追いつ追われつの探偵物。ただアクションシーン少なめ、なのでその分ストーリー重視。主人公がハードボイルドの域まで辿り着けない半熟設定かな。テンポが良くてキャラも立ってて読みやすいのですが、他の方も書いてるようにあれ?これで終わりなの?というラスト。なのでちょっともやっとする読後感でした。うーん。

2020/12/12

絳楸蘭

五條さんにしては、いつものハードさがなく、ちょっと拍子抜けしたものの裏社会との絡みはがっつりあって安心(笑)終わり方にホッとしたものの、全てがきちんと解決したわけではないので、モヤモヤした感じが残る。出てきた10代、20代の若者と同じ境遇の人たちがみんなこういう考えなんだと思わない。でも、お金よりも大事なものがあるっていうことを知っている人とそうじゃない人の人としての在り方は違ってくるだろうな。

2015/05/06

Rin

前作の「冬に来た依頼人」同様、今まで読んできた五條作品ほどには夢中になれなかったのが残念。一人ひとりはきちんと魅力があるんだけど、淡々と語られていって最後は曖昧に終わっちゃって置いてきぼりにされてしまった気分。見方を帰ればああいう終わりかたもありなのかも…。でも桜庭さんもキリエ、檜林、ヨウイチの掛け合いや距離感は好きでした。また実治郎とアスカなども好印象。個人的にはヨウイチの今後に期待。

2014/12/04

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