ビジネスモデル2.0図鑑
「ビジネスモデル2.0図鑑」のおすすめレビュー
『ポプテピピック』があんなにパロディできた理由——「逆説」ビジネスモデルとは
『ビジネスモデル2.0図鑑』(近藤哲朗/KADOKAWA)
ビジネスモデルに「永遠に通用するモデル」は存在しない。株式会社そろそろ代表取締役の近藤哲朗氏は『ビジネスモデル2.0図鑑』(近藤哲朗/KADOKAWA)でそう語る。「今の時代、“ずっと続くビジネスを0からつくれる”という考えは幻想だ」——それは、どの業界にも通じることだろう。
近藤氏は「ビジネス×図解の追求」をコンセプトに、大企業やNPO法人向けにビジネス図解のコンサルティングを行っている。本書は、100個もの実際のビジネスモデルを徹底的に「見える化」したものだ。
ビジネスの世界において「昨日やっていたことが、まったく通用しない」「昨日良しとされていたことが、悪とされてしまう」という変化が最もわかりやすい形であらわれるのが「ビジネスモデル」だという。その中で生き残るために必要なのは「今の業界の定説を覆す」ことだ。その「逆説」も、時の流れとともにまた「定説」になっていくかもしれない。そこで、著者は本書を「定説」と「逆説」を見極める教科書として使ってほしいと語る。
本稿では、本書に掲載され…
2018/11/27
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2019/7/22
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ビジネスモデル2.0図鑑 / 感想・レビュー
岡本
注目度の高い100社が著者の提案するビジネスモデル図解に落とし込まれており、簡単に各社の業態が理解できる。知名度の高い会社からあまり注目されていない会社まで紹介されており気になったものは別途調べるいい機会にも。他のビジネスモデルをあまり知らないので比較は出来ないが、会社紹介を読むよりも分かりやすい。あとがきに書いてある様に自社やプロジェクトを図解してみるのも良いかもしれない。
2020/01/02
KAZOO
最近ネットなどでかなりうまくいっているビジネスなどを物流や情報あるいはおカネの流れなどを図解してわかりやすく説明してくれます。聴いた名前などの企業名が出てきたりします。ホームレスの自立を支援する「ビッグイッシュー」(アメリカが発祥のようですが)なども紹介されています。2ページに簡潔に図解と説明がなされているのがいいと思います。
2019/02/01
徒花
まあまあ。秀逸なビジネスモデルを構築している日米の企業のサービス・収益化の仕組みを、著者がフォーマット化したモデルで図解化していく一冊の本。基本的には単なるビジネスモデルの羅列なんだけど、そもそもそのビジネスがどういう問題を解決するために生み出されたのかについても言及されていて、そこがなかなか学びが深い。最後に図解のフォーマットもダウンロードできるようにしていて親切。いい本ではある。
2021/12/02
タナカ電子出版
この本は100の企業を図解で紹介する本です。起業を考える人から経済学を学ぶ学生まで幅広く紹介したい本です!図解もわかりやすいですが、100の世界中で起きている新しい起業家たちのアイデア本でもあります。とても眺めているだけでも楽しい本です。この本を読むと日本がとても遅れているところも感じます。やはりアメリカや中国 北欧はそれぞれの方針と文化性 国民性が企業を表していると考えさせられました。
2018/12/31
Kentaro
運営会社は、レンタルキッチンへの使用料と、フードデリバリーへの委託料を支払う。レンタルキッチンは複数の飲食店でシェアされ、なかには10店舗でシェアするところもある。オンライン上では別々の飲食店なのに、調理される場所も調理するスタッフも同じということがあり得る。このように固有に店舗もキッチンも持たず、注文が入ったときにだけキッチンとフードデリバリーの外部サービスを利用することで、経費を極限まで下げられるようになった。飲食出前サービスの市場規模は、2020年には25兆円以上に拡大すると推測されている。
2020/08/06
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