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言語表現の名手20人から学ぶ ことばの魔法

言語表現の名手20人から学ぶ ことばの魔法

言語表現の名手20人から学ぶ ことばの魔法

作家
田丸雅智
株式会社FM愛媛
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-12-26
ISBN
9784046064097
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「言語表現の名手20人から学ぶ ことばの魔法」のおすすめレビュー

又吉直樹、谷川俊太郎、俵万智の中で“わざと”遠足でお弁当を忘れたのは?様々な「言葉のプロ」から日本語について学べる言葉の本が誕生

『言語表現の名手20人から学ぶ ことばの魔法』(田丸雅智/KADOKAWA)

 普段、当たり前のように私たちが使っている日本語。当たり前だからこそ、なかなか日本語について深く考える機会は少ないですが、ふとしたときに、「この言葉ってどういう意味なんだろう」「あの人の言い回しって魅力的だよね」といったふうに、日本語や言葉について考える瞬間ってありますよね。

『言語表現の名手20人から学ぶ ことばの魔法』(田丸雅智/KADOKAWA)は、FM愛媛で人気の日本語探求番組「コトバノまほう」の放送内容を一冊に凝縮した書籍。ショートショート作家の田丸雅智さんと、詩人・声優・漫画家・翻訳家・コピーライター・ラッパーなど、各業界で活躍するゲスト20名らが「言葉」について真剣に語り合う様子から、表現力や国語力に直結する気づきや学びが得られます。

「作文でみんなを笑わせるために、遠足では“わざと”お弁当を忘れていった」

 これは、お笑い芸人であり作家である又吉直樹さんの小学生のときのエピソード。当時から「作文でみんなを笑わせたい」という気持ちが人一倍強かった又吉さんは、遠足…

2024/1/23

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言語表現の名手20人から学ぶ ことばの魔法 / 感想・レビュー

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たっきー

ショートショート作家である著者が言葉を扱う職業の人と対談したもの。これを読んでいると、日本語は本当にあいまいな言語で、それが良い方向に働くこともあれば、曖昧さゆえに論点がズレる等マイナスの面もあることを考えさせられた。ネット、SNSの影響で端的に強く表現されることが評価されやすい時代かもしれないが、良い意味でのあいまいさ、ほわんとした表現も大切にしたい。

2024/03/18

Yuuki.

様々な言葉のプロの方達の言葉に対する考え方や言葉の扱い方などが知れて、とても興味深かった。共感できる話もあれば、自分も今後意識してみようと思うような言葉の見方や使い方も。「言葉のプロ」でも分野も育ってきた環境も違う方々なので、考え方は色々で、正解も無い。改めて、言葉とは自由で、時には使い方が難しいけれど面白いものだなと思わされた。

2024/04/12

みかごん

久々にノートをたくさん書いた。今仕事に悩んでいて、やはり自分は書籍に関わる仕事がしたい。できるのであれば趣味で書いている文字書きの延長線上の仕事をしたいと悩んでいる時期。言葉のプロフェッショナルの方々と筆者が対談している内容はどれもさまざまな角度から「言葉」をテーマに語られる。小説、短歌、音声ガイド、自分が書いたり気になっている分野の話をいくつも知ることができて有意義な時間を過ごせた。

2024/02/05

とみぃ

言葉は、どんなお仕事でも使うのだと思うけど。ほんとに参考になることばかり。

2024/01/28

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