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死ぬのがこわくなくなる話 (星海社FICTIONS)

死ぬのがこわくなくなる話 (星海社FICTIONS)

死ぬのがこわくなくなる話 (星海社FICTIONS)

作家
渡辺浩弐
ざいん
出版社
講談社
発売日
2012-04-13
ISBN
9784061388260
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死ぬのがこわくなくなる話 (星海社FICTIONS) / 感想・レビュー

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CCC

作中のニコ生本当にやってて笑った。話自体はミームとか押さえてればどっかで聞いてるような、良くある感じの話が多かったけれど、他媒体を巻き込んで「ホントの話」にしてしまう実験的手法は手が込んでいる……かも。ツイッターはともかく、生放送は失敗したら台無しになりそうだし、思いついても普通はやらないネタ。

2018/04/26

アルカリオン

p13 "天国とか地獄とかといった突飛なものを持ち出さないで死後を説明する方法が、SFの世界からは提示されている。小説や映画で流行した「この世界=ゲームの中」という設定だ"▼p14 "それに気づくためには、ゲームの外側に出るしかない。それが「死」ということなのではないか。死後、自分は「もと」の世界で、バーチャルリアリティマシンの中で目覚めるのではないか"▼▼「VRマシン」と限定してしまうともはや手垢がついた感もあるが、多重世界と絡めて考えると面白そう。「前世の記憶」もその延長で考えた方がそれっぽくなりそう

2021/05/13

もあ

不老不死を実現し、未来にタイムトラベルする方法、人工冬眠──。作家・渡辺浩弐は自らの身を蝕む“ある理由”に迫られ、その禁断の技術の実現を追い求めるが、彼の行く手にはすべてが謎に包まれた秘密結社・「SHINE」が立ちはだかる──。狂気か正気か、虚か実か!?著者自らのTwitterにて集中連載され、“死”の向こう側に迫りきった野心的な傑作。

2017/11/07

mayaqf

書籍化にあたって、ラストに、ページをめくる動作も考えて、仕掛けを施しても良かったんじゃないかと思うなー、折角の紙の本なんだし。この話のテーマの面白さの本質には関係無いところだけど。あと、ファンサービスがあると嬉しかったんだけど、それもなくて蛋白すぎるだろうと。そういう意味も込めて、1350円は高い。本としての物質的な質は高いけど、そういうところで原価が上がるのは間違ってると思うなー。ところで、『星海社FICTIONS』って銘打ってこの話だすか?w やる気があるんだか無いんだかよくわからんw

2012/05/05

many_sasakure

面白かった。久々に斬新と思える設定のSFに出会ったと思った。SFじゃないかも?ジャンル定義に困る。iKILL 2.0がニワンゴにケータイ小説(メール小説?)として掲載された時にも思ったけど、渡辺浩弐はこういう媒体を斬新に使うのが上手いよね。

2012/04/13

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