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怪盗クイーンはサーカスがお好き (講談社青い鳥文庫)

怪盗クイーンはサーカスがお好き (講談社青い鳥文庫)

怪盗クイーンはサーカスがお好き (講談社青い鳥文庫)

作家
はやみねかおる
K2商会
出版社
講談社
発売日
2002-03-15
ISBN
9784061485778
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はやみねかおる「完結することが大事。あと8年できっちり締めくくる」

<3日連続はやみねかおるさんインタビュー第3弾!>

前編はこちら  数字が人気を表わすように著作の累計発行部数は660万部を突破。児童文学の名手・はやみねかおるさんが、32年にわたり世に生み出してきた数々の作品に夢中になった今の30~40代を筆頭とする“はやみねファン”にとって衝撃的なお話が…。「小説を書くことから引退」という言葉がはやみねさんから語られることになるとは。その真相についてをうかがった。

(取材・文=立花もも)

――あと8年で引退するご予定なんですか?

はやみねかおる(以下、はやみねさん):もともとはあと3年……60歳になったら引退しようと思っていたんですよ。ぼくが小学校の先生になったとき、定年退職すると思っていたのと同じ年。ところがぼくの少し上の世代から、定年は65歳になったもので、じゃあそれに倣おうと。

――その前に、すべての作品をひとつに集約する……というのは?

はやみねさん:これまでの作品の中にもけっこう、解き明かされないままの謎が残っていまして、その種明かしを済ませてしまいたいんですよね。たとえばいつか、5歳くらいの子どもが図書館に行…

2021/9/25

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はやみねかおる「子どもにとっては大金だから、600円の値打ちのある小説にしなきゃあかん」

<3日連続はやみねかおるさんインタビュー第2弾!>

前編はこちら  デビューした当初からずっと書いた小説が値段にみあう内容かどうか自問自答しながら執筆してきたというはやみねかおるさん。インタビュー中編では、今夏映画化され話題となった『都会のトム&ソーヤ』以外の作品創作秘話をうかがった。

(取材・文=立花もも)

――『都会のトム&ソーヤ』で、主人公・内人と創也のライバルとなる、伝説のゲームクリエイター「栗井栄太」。彼らは実は、複数人のクリエイター集団だというのが、シリーズが進むにつれすごくいいなと感じるようになりました。内人と創也の関係もそうですが、足りないものを補いあうという、自立した協同関係もテーマのひとつなのかな、と。

はやみねかおる(以下、はやみねさん):無意識やと思うんですけど、あるかもしれませんね。ぼくは大学を出てすぐ教師になったんですが、そのとき実感したのが「学校の先生って、自分にできないことも教えていいんや」ってことだったんですよ。たとえばぼくは、泳ぎは得意なのにクロールができない。でも、クロールのやり方は完璧に知っているから、子どもらに…

2021/9/24

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怪盗クイーンはサーカスがお好き (講談社青い鳥文庫) / 感想・レビュー

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ユメ

ネコのノミ取りがひまつぶしの域を超えて生きがいになっていて、ノミ取りのスケジュールに合わせて予告状を出してしまう、けれどいついかなるときも「怪盗の美学」だけは忘れない。初めて会ったときは、こんなめちゃくちゃな怪盗がいるのかと衝撃を受けたけれど、いつのまにかクイーンは、私の頭の中を「怪盗といえばクイーン」と華麗に書き換えていた。クイーンと「仕事上のパートナー」ジョーカーと「一介の人工知能」RDの関係性も懐かしく、トルバドゥールの面々と再会できて嬉しくてならない。やっぱりクイーンは赤い夢の住人だね。

2017/05/22

とも

怪盗の美学や、一風変わったことわざの解釈など、我が道を行くクイーン。振り回されるジョーカーとRDは大変だ(笑)

2015/03/03

みなみ

怪盗クイーンシリーズの一作目。クイーンと助手のジョーカー、人工知能のRDの台詞の掛け合いが魅力的で、人間らしい気遣いをするRDにほっこりした。岩清水刑事の思い出の味を完全再現できるのはすごいので、この性能を別のことに生かせればいいのにな。サーカスによって子供が笑顔になる世界線が、現実でもあってほしいと思いつつ読了。

2023/12/07

栞奈

久しぶりに読んだけどやっぱり面白かったです!成長しても面白さは変わらないって凄いですね。成長すると価値観が変わるから昔と感じたことが違うのが多いけどクイーンシリーズは変わらなかったです。東洋の神秘という言葉がいつも好きで久しぶりに読んでもこれだ!!と思ってしまいました。いつの間にか新しいのが出てたのでまた順番に読んでいこうかと

2016/01/08

じょうき

図書館本。夢水清志郎シリーズとはひと味違った雰囲気。本格を意識しない分、物語がのびのび展開していたような気さえする。想像していた以上に読後感がよかった。エピローグの光景は美しく、ほろりときた。戦争はいけない、という単純だが力強いメッセージが、明るく楽しく描かれる。お馴染みのキャラクターが登場して、おおっと思う。岩清水刑事は登場するほどに仕上がっている気がする。サーカス団の面々もいいキャラクターをしていたので、再登場してほしい。また楽しいシリーズを読み始めてしまった。

2023/10/03

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