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きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)

きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)

きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)

作家
西尾維新
TAGRO
出版社
講談社
発売日
2003-11-08
ISBN
9784061823426
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西尾維新デビュー20周年記念ロング・ロングインタビュー 20タイトルをキーに語る、西尾ワールドの変遷(第2回)

『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』(西尾維新/講談社)

 昨年、作家生活20周年を迎えた西尾維新が、セレクトした20タイトルとともに、その道程を振り返るロング・ロングインタビュー。第2回は、『きみとぼくの壊れた世界』『刀語』『新本格魔法少女りすか』『化物語』の4作品について。「戯言シリーズ」で衝撃を与えた作家が、新たなテーマ・ジャンル・設定・執筆方法等に果敢に挑み、さらに多くのファンを獲得した4タイトルとも言える。

(取材・文=吉田大助)

ロングインタビュー 第2回 ④『きみとぼくの壊れた世界』 ――ミステリーを書きたいという気持ちから生まれた、読者への挑戦状スタイルの学園ミステリー。

『きみとぼくの壊れた世界』(西尾維新/講談社)

──「戯言シリーズ」が大ヒットを記録していく最中に発表され、西尾維新はもともとミステリー作家である、という狼煙を上げるような一作です。主人公の通う高校で殺人事件が起こる、純然たる学園ミステリーですね。死体が現れるまでを描いた「もんだい編」のみ雑誌に掲載され、解決編は本を読まなければわからない。雑誌掲載部分だけで…

2023/2/12

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きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス) / 感想・レビュー

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くろり - しろくろりちよ

解らないことを解らないままにしておくなら死んだ方がいい病院坂黒猫。兄に依存して兄だけを愛して兄の唯一になりたい妹、櫃内夜月(ひつうちよるつき)。友だち、恋人…全てに、世界に対して自分をないがしろに対してまでつを吐きすぎた櫃内様刻。ぎりぎりの均衡で保たれた、それでも壊れた世界。こんな無意識の綱渡りなんてドキドキしちゃうよね。倫理、哲学、言葉遊び、すごく中二っぽくてわくわくしちゃうよ。何が最善の選択で、最善の選択が世界を壊す。たーのしっ。

2012/03/26

Yuna Ioki☆

1384-80-41 西尾維新作品初読み。うへぇ。。。病んでる系は無理。。。この人こんな感じの作品ばかりだったら無理だ。。。とりあえずシリーズ読破する予定ではあるが、似た感じのばかりなのかなぁ。とりあえず他のシリーズ読むかどうかは保留。。

2016/04/23

そのぼん

濃い・・・。色んな意味で濃かったです。禁断の兄妹愛のまま突っ走るのかと思いましたが、途中で殺人事件がおきて驚きました。今回はミステリーとしてのよか、登場人物の面白さに惹かれました。個人的には戯れ言シリーズの『クビキリサイクル』の方が好きです。

2012/11/04

とら

兄妹の恋愛っていうの大好きだから最初の数ページでハマった。解決編の20ページくらい使って謎解きするやつはさすがに疲れたかな^^病院坂が売春してるってトコはマジびびった。

2011/01/30

Yobata

西尾維新が描く新本格推理物。妹を甘やかしすぎる柩内様刻と兄にべったりの柩内夜月兄妹。その二人が、様刻のクラスメイト琴原と箱彦との付き合いにより、一線を超え始める…。それを保健室の友人、病院坂黒猫にからかわれる様刻だったが、そんな中夜月にちょっかいを出していた少年が殺される。その殺人事件によりクラスメイトとの関係はひび割れていく…。様刻は病院坂と事件の真相に迫ろうとするが…。今回の作品は本格ミステリということで、遊び心よりも、論理的なものに主眼が置かれている。そのため、会話も論理的な言い回しが多いので→

2013/02/11

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