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Pの密室

Pの密室

Pの密室

作家
島田荘司
出版社
講談社
発売日
1999-10-01
ISBN
9784062099028
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ジャンル

Pの密室 / 感想・レビュー

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ねなにょ

どちらも貧困、嫉妬、憎悪、絶望などが、引き起こした悲しい事件。どうしても、キヨシ君が名探偵コナンになってしまって困った(苦笑)。御手洗少年が主役なのだから、仕方ないんだろうけれど、この小説の中の警察が、事件を解決できなかったのは、なぜ? 怠慢のせいなのか無能なのか? 『Pの密室』の方は、作者の思い入れが強いからか、ちょっと説明がくどかった。

2016/07/20

ふう

[今頃紙ver発見]幼稚園のキヨシちゃんと小2の御手洗君の名推理全2話。無意識というよりも必死に行ったトリックはなんとも無謀かつ大胆なんだけど、それを圧倒的知識と論理的思考で解きまくるキヨシちゃんがとにかくもう聡明で可愛くてw 御手洗君もなぜか嫌味な感じゼロで、大のオトナたちが素直に言うこと聞くのにその違和感もゼロですっきり読了。感じたというならルミノール反応とかあの家電なんかがまだ普及してないことに時代を感じまくった。

2021/08/27

まお

御手洗少年時代の事件が2つ。Pの密室の方は現場を想像するだけで気持ちが悪くなった。でも最後の頁が悲しかったな。。。 御手洗少年もその心の整理をつけるにはまだ幼かったとあったが、本当にそうだと思う。真実が分かってしまうだけで、謎解きが好きでそれだけならいいのに、そうではないのが事件で、どんな事情であろうが犯人は犯人で、御手洗少年もそこは苦しく悲しい思いをしたであろうと思った。 しかし日本の警察があまりに無能に書かれているのがちょっと残念。そこまで無能だとは思いたくないな・・・

2016/08/27

とも

御手洗少年の事件簿。キヨシちゃん、幼少の頃から凄かったんですね。内容としては、流石の論理性…と言いたかったのですが、表題作『Pの密室』は描写が細かすぎて、流し読み(´・_・`)読後の物悲しさのみ記憶しています。もう一つの幼稚園児キヨシちゃんのガラスのお話は、ガラスのネタを見破れなくて悔しい〜。知識はあったのにな、という感じです。

2014/10/16

あここ

園児御手洗がコナンとしか思えんかった。孤軍奮闘、頑張っても頑張っても認めてもらえへん。話も聞いてもらえへん。「僕は何で幼稚園児なんや!」心の叫び。刑事が横柄すぎて胸くそ悪い。御手洗さんの幼少期を知る女登場。恐るべし、えり子。40年以上を経てもまだ執着してるねばねば女。御手洗さんがあえて語ろうとせん話もぺらぺらしゃべる。優越感に浸る女。だからうっとうしがられるんやって。絶対会わせろって言うで、こわ。勝手に過去ほじくり返される、石岡も自重せぇよ。鈴蘭事件の黒幕も妄想かもしれんし。えり子が信用できん。ピタゴラス

2022/06/23

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