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山彦ハヤテ

山彦ハヤテ

山彦ハヤテ

作家
米村圭伍
サカイノビー
出版社
講談社
発売日
2008-02-27
ISBN
9784062145398
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山彦ハヤテ / 感想・レビュー

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なゆ

『一路』が好きならこれも好きなはず!とオススメされて。なるほどなるほど、うははは~と笑いながら読めて、時にじんわり、時に痛快。参勤交代もアリのお茶目な時代ものです。北国の五万石の小藩のお話。お家騒動で命を狙われる若き殿様を、山で一人で暮らすみなしごハヤテが助けるところから話は始まります。ナゼか殿様に懐いてしまった狼も含め、孤独な二人と一匹マサとハヤテと尾ナシは切っても切れない仲に。あり得ない設定だから余計に単純に楽しめるのでしょうか。ナレーション調の語りも心地よいのです。肉欲と闘いあたふたする殿様に爆笑☆

2016/01/23

洋子

御家騒動、命を狙われた殿様 正春と、山童 ハヤテのお話、優しいけれど、まるで剣術も強くなく、ハヤテと狼の尾なしが何度と無く命を救って、巧く行き過ぎな感は、ありますが、面白いお話でした。

2020/07/10

こおり

面白かったわあ。笑いあり涙あり、もちろんエロもあり!久々の米村節を堪能致しました。今回は風見藩ではございませんが、やはり小藩のお家騒動のお話し。信頼する家臣に裏切られ命を落としかけた若き藩主マサは、山で暮らす少年ハヤテと狼の尾ナシに助けられます。二人と一匹の固い友情、これが何とも微笑ましくて良いのです。おしまを側室にあげた時は「おいおい!」って思ったけど、正室が素晴らしく素敵な女性で、お互いにとても愛し合っているのがわかって一安心。登場人物が皆魅力的。シリーズだと嬉しいんだけどなあ

2017/11/17

sataz

初めての作者、東北小藩折笠の山住み少年ハヤテと若い藩主正春の交流。素直に響く本。手にとった時は、自然を感じられるかと思ったが、それよりは人情に振ってある。 正春を亡き者にし、腹違い弟を立て藩の実権を握ろうとするお家騒動が背景、ゴタゴタに疲れた正春が、ひょんなことでハヤテと出会い、その自然振りに気を休められ、暗殺危機からも諸々うまく回って何度か助けられる。 展開シーンがいくつかあるが、素直に進んだ感じで、驚きはあまり感じない。でも読み進める助けにはなるし、正春のお家騒動相手に対する心持ちにも好感を持てた。

2014/08/13

aki

文体、プロットがなじめなく、私には不向きであった。

2018/05/23

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