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第三の敗戦

第三の敗戦

第三の敗戦

作家
堺屋太一
出版社
講談社
発売日
2011-06-04
ISBN
9784062170987
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第三の敗戦 / 感想・レビュー

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みかん

きわめて残念な本。最初(80ページあたりまで)は良いことを書いている。幕末・明治日本については興味深かった。しかし、先の戦争を「侵略戦争」と決めつけていて、ああやはり腐ってもアカの東大だと実感してしまった。これ以上の外国人受け入れについては、私は大反対だ。彼ら(特に、中国と韓国)は震災の時に真っ先に逃げ出したではないか。所詮、日本社会に馴染まないお客さんなのだ。いざとなったらすぐに日本を捨てて逃げ帰る、そんな人々。(日本と運命を共にするキーンさんのような親日家なら別だが。)TPP参加なども論外。

2011/09/27

どりたま

明治維新後、大戦後の日本の復興と比較しながら今回の震災復興案を模索するという著し方はわかりやすかった。知識の乏しい私としては、明治維新後、大戦後の日本についてもかなり勉強になった。20年間も低迷した日本、新たな糸口を見つけねば、震災の復興だけでなく、日本事態も大変なことになるのは明らか。真剣に考えるのが国民の義務に思えてきました。

2011/07/24

晴れ女のMoeco

今回の東日本橋大震災を、明治維新、第二次世界大戦後になぞらえて、「敗戦」と捉え、今こそ諸制度の革新が必要と説く。今回の「敗戦」からの復興対策として、特に良いなと思ったのは、エネルギー課税、地域主権型道州制、外国人労働者の受け入れかなー。東京一極集中が、外国での風評被害を生んだというのは、目から鱗だったな。欲をいえば、明治維新と戦後の説明より、「第三の敗戦」にもっと重点をおいてほしかったな。読み進めるうちに、学生時代に勉強した官僚制論や、内田樹の「日本辺境論」などの知識とリンクしていくのが快感だったな。

2011/07/31

Mitz

幕末、終戦、そして今回の東北大震災…。これら三つのできごとを“敗戦”と捉え、比較検証し、今後の進むべき道を説く。過去2つの敗戦から立ち上がった日本だ。今回もきっと復活できる。東北大震災は教科書に載るだろう。将来、自分の子どもに「昔こんなに大変なことがあったけど、みんなで頑張ったから今の日本がある」と誇れるような国にしていきたいものだ。

2011/06/18

真夏みのり

官僚出身者による官僚批判。東日本大震災は、日本の社会システムの不備があらわになった、薩英戦、太平洋戦争に続く「第三の敗戦」だという。

2011/08/17

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