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一刀流無想剣 斬

一刀流無想剣 斬

一刀流無想剣 斬

作家
月村了衛
出版社
講談社
発売日
2012-10-30
ISBN
9784062180016
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一刀流無想剣 斬 / 感想・レビュー

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ren5000

読んでみて月村さんのノンストップアクションの荒唐無稽さは時代小説と合うなと思いました。今回の主人公のヒーローは完全無欠の強さではなく結構やられちゃうので物足りない感もありました(笑)他の方の感想読んで知ったのですが神子上典膳って実在の人物だったのですね。

2016/04/27

マムみかん(*感想は風まかせ*)

『機忍兵零牙』や『機龍警察』のようなSF設定は無く、純粋な剣豪小説、時代ハードボイルドでした。映像的でスピーディーなアクション、危機に次ぐ危機、どんでん返しなどで、1本の映画を見終わったかのような読後感♪単なる勧善懲悪のヒーローものではなく、主人公「典膳」の造形も良かった~!すべての剣の極意とされる『無想剣』を彼に遺した、師匠の愛に心打たれます!ラストも、新たな始まりを予感させて好きですね☆

2012/12/17

カザリ

月村作品は時代物しかはまれないのですが、好きです。もうストーリーじゃなくて描写フェチ。剣豪もので勧善懲悪で水戸黄門的というか、私は大好きなのですが、月村さんだったら無限の住人のノベライズ完璧だよなあと思う。アクションシーンだけ笑月村作品でいつもおしい、と勝手に思うのは文章の技巧がうますぎて、そういうテクを超えた人情要素がないところ。かっこよすぎるなあと思いつつ5回目!大好きだー笑

2019/01/25

キキハル

一気読みの時代劇剣豪エンターティンメント、面白かった!黒い長羽織をまとい無私に人助けをする牢人、神子上典膳。彼は一刀流夢想剣の唯一の使い手でもあった。ヒーローにふさわしい格好いい活躍ぶりだが、彼の心の内には暗くのたうつ闇があるようで。典膳を追う者、討とうとする者、恩を返すために手助けする者。様々な情念が入り乱れ息苦しいほど。世に並ぶ者無い剣の腕をもってしても、己を救うことはなお難しいのか。自らを痛めつけるように剣を振るうのが切なかった。せめて澪姫と小弥太がささやかな憩になればと思う。時代物もよいなあ。

2014/01/16

MarsAttacks!

あまり馴染みに無い剣豪小説、一刀流と言われても?という感じで読み始めました。作者の書き方が上手いのか、分かりやすくすんなり読め、よくありがちな展開ですが、緊張感のある決闘シーンや、黒い長羽織の男の正体を、ワクワクしながら読みました。読んでいて楽しかったですが、この黒い長羽織の男、切られすぎじゃないの?

2012/12/28

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