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神を喰らう狼 (講談社文庫X文庫ホワイトハート)

神を喰らう狼 (講談社文庫X文庫ホワイトハート)

神を喰らう狼 (講談社文庫X文庫ホワイトハート)

作家
榎田尤利
北畠あけ乃
出版社
講談社
発売日
2004-04-06
ISBN
9784062557276
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神を喰らう狼 (講談社文庫X文庫ホワイトハート) / 感想・レビュー

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このん

(2014年10月1日3872)基さんの本つぶやきで知った本。ボーイと呼ばれる少年とリトルと呼ばれる少女。2人に名前は無い。なぜなら2人はヒトクローンだからいつでもオリジナルの為にスペアとして身体を部品の様に提供する。ボーイはフェンが大好きなので臓器でも何でも提供したいと思っていた。オリジナルであるフェンとローズはスペアの存在を大切に思っていた事がせめてもの救い。過去からの複雑な歴史が関係しているお話だがこれからクローンを増やそうとする悪のユージンとどう対峙して行くのか?フェンの最後の優しさが切ない。

2014/10/01

えんび@灯れ松明の火(文さんに賛同)

生きるとは、命とは、スペアボディ(クローン)の存在意義は、そして尊厳は・・・同じゲノムを持つオリジナルとクローンであるフェンとボーイ。二人の間にあったものはスペアを所有するものとされるものだったのか?神話を基に、神をも喰らった狼の名を持つ少年の旅は始まる。とにかく始めからグイグイ引き込まれます。読友さん情報で興味を持ち、無謀にも全巻大人買いしてしまったが、後悔なし!BLではない榎田さんです。

2011/01/28

本田桜

とても読みやすい本でした。重いテーマを扱っているのにスーっと入り込めて最後まで一気に読み進めました。大きめの字で挿絵もたくさんありこれなら滞ることなくどんどん行けそうです^^読んでいる間ずっと海の情景が見えました。時に荒々しく、時に母の腕の如き海が…。この1巻目は長い物語のプロローグになると思うのですが、今まで私が読んだ本の中でもピカイチに綺麗なプロローグで先を思うとドキドキさせられます。読んでいる最中何度か静かに涙が…この先、号泣させられる予感も…心の準備はしておこうと思います^^;

2010/12/19

じぇりい

もしかしたらこの先起こりうるかもしれない近未来の話。ボーイやリトルのオリジナルであるフェンやローズに対する気持ちが純粋で切なすぎる。序章に過ぎないがあまりにも壮大で絶望的な話。金の狼誕生は絶望が希望に変わるのだろうか。

2021/06/16

コットン

kozueさんのおすすめ。オリジナルとスペアボディとしてのクーロンNo.9間の信頼と愛情はいかにも近未来的な(といっても200~300年後かな?) 話題となりそう。気になったのは特殊能力がこの先どう展開するのだろうか!

2012/08/15

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