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魔王城殺人事件 (ミステリーランド)

魔王城殺人事件 (ミステリーランド)

魔王城殺人事件 (ミステリーランド)

作家
歌野晶午
出版社
講談社
発売日
2004-09-23
ISBN
9784062705738
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魔王城殺人事件 (ミステリーランド) / 感想・レビュー

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chiru

ミステリーランドシリーズ。 5年1組で結成した少年探偵団。 公園でぼんやりしてるおじいさんを家に送るなど、地道な活動をしつつ、怪しげな屋敷の潜入を決行。 好奇心旺盛な子供が「だめ!」と言われるほどやりたくなる心理が可愛い。 物理的思考を使う密室トリックだけど毒のないミステリー。 違法侵入した子供に「国語のテストが100点だからって、算数の15点がチャラになるわけじゃない」と厳しいけど大事なメッセージがすごくいい。 あとがきは作者の実話。 素朴さと謎がうまく融合して魅力的な話でした! ★4

2019/01/27

ダイ@2019.11.2~一時休止

ミステリーランドにふさわしいなって感じの内容。途中に出されるクイズなんかもイイ。

2013/09/02

🎈newみなみ🎈

久しぶりの歌野晶午さん。車校に通うためのバスの中や空き時間などを使って読了。子供向けなのでさらっと読める一方、死体の消失トリックやアリの移動のトリックなど魅力的な謎が多く、推理もしっかりしていたので、途中で予想はつきながらも最後まで楽しめた。殺人事件は起きていても、そこまで過激な内容ではなく、また、最後ら辺にある警察のお兄ちゃんの言葉もなかなか良かった(守秘義務は大丈夫なのかとは感じた)ので、もし小学生にミステリー小説を勧める機会があれば、導入として使いたい本である。

2021/03/25

へくとぱすかる

ジュニア作品に殺人事件をどうもってくるのか、このシリーズなら気になるところ。意外に違和感なく事件が取り入れられているのは、さすがだ。5年生という設定もなかなかいい所をついている。現実の子どもの世界も、ここに出てくる登場人物と同じ程度の会話をするような雰囲気なのだろうか。クロオオアリの問題も、子どもなら思いつきそうな感じ。殺人事件のトリックよりも、消失トリックの方がよく考えられていて、これは見破れなかった。ところで、「魔王城」にたとえられるような建築って、現実のお金持ちでも簡単には建てられないだろうなぁ。

2015/01/10

そのぼん

ふと名探偵コナンの『少年探偵団』を思い出してしまう作品でした。少年たちがとあるお屋敷に入っていってとんでもないものを発見してしまうー、少年少女向きのミステリーの王道のような展開が待っていました。

2012/12/25

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