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パパの電話を待ちながら (講談社文庫)

パパの電話を待ちながら (講談社文庫)

パパの電話を待ちながら (講談社文庫)

作家
ジャンニ・ロダーリ
内田洋子
出版社
講談社
発売日
2014-02-14
ISBN
9784062777629
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藤本さきこの本喰族!! せかせかした心を立ち止まらせてくれる「お話」 『パパの電話を待ちながら』ジャンニ・ロダーリ /連載第9回

 私にとって本は、食べて吸収し細胞にするもの。  食べることと同じくらいを作っていく。  食物が肉体のエネルギーを作るなら、書物は魂のエネルギーをつくる。  ひとつだけ違うことは、魂には「お腹いっぱい」という感覚がないこと。  お腹いっぱいにするために読むのではないのだ。  この連載「本喰族」では、読んだ本の中から頭に残っている「言葉」から次の本をリレー形式で検索し、魂がピンときた本をどんどん喰っていきたいと思います♡

『パパの電話を待ちながら』ジャンニ・ロダーリ

 仕事で世界中を忙しく飛び回っているパパは、毎晩、家に必ず電話をかける。

 娘が眠る前に「お話」を聞かせてあげるために。

 電話だから、ひとつの話がとても短い。

 本の中には、パパが娘に、毎晩聞かせてあげた「お話」がずらっと並ぶ。

 キラキラのキャンディーショップみたいな夢の一冊!

 チョコレートでできている道、流れ星、魔法のステッキ、アイスクリームの家、空飛ぶ回転木馬……。小さい頃ならその言葉を聞くだけでときめく話が次から次へと続く。

 子どもの頃、「こうだったらいいのにな」と誰でも想像したよう…

2019/9/22

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パパの電話を待ちながら (講談社文庫) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

イタリア各地の出張先から夜ごとの電話で、小さな愛娘に一夜に一話のお伽話。これはイタリア版千夜一夜の物語。ただし、本家がふんだんに持っているエロティックなお話はなし。なにしろ、娘はまだ小さいのだ。そして、一つ一つのお話はとっても短いショートショート。なにしろ電話代もばかにならないものだから。時々はいくらかは長めのお話も。内容は、他愛ないものの、ちょっとシュールなお伽話。原文のイタリア語で読めないのが残念。イタリアの子どもたちや、元は子どもだった人たちみんなに愛されているのも、さもありなんといった風情。

2017/03/17

ちなぽむ@気まぐれ

読んでいるあいだずっとしあわせだった。 出張先のお父さんが寝物語に電話越しに聴かせるはなしはまるで子どもの頃のたからものを集めた宝石箱みたい。電話交換台のお嬢さんたちも手を止めて聴き惚れます。 空からはいちごやミントの味のコンフェッティ、海岸沿いの回転木馬は空をとぶ。イースターの卵から出てくるのは宇宙ヒヨコ、エレベーターは惑星までのぼっていきます。お爺さんはやさしくておとこのこはいつだってかわいい。こんなおはなしを聴きながら毎日ねむりにつく子どもは、どんな大人になるんだろう。

2020/10/24

mocha

仕事で留守がちのパパが、電話で娘に語ってあげるおやすみ前の小さなお話。「イタリアの宮沢賢治」というフレーズに惹かれて読んだ。奇想天外でユーモアあふれるお話が次から次へと60話。宮沢賢治というより藤子・F・不二雄さんの漫画みたいだ。小さい小さい女の子アリーチェ・コロリーナや、優しくてとぼけたおじいさんのキャラクターがお気に入り。

2018/06/13

クプクプ

ジャンニ・ロダーリの本は初めて読みました。掌編小説集でした。児童文学者でイタリアのまだ語彙の少ない少年少女が最初に読む本がロダーリの本だそうです。「真実の星」と「どうってことない小男」が特に気に入りました。ロダーリの哲学が感じられる本でした。内田洋子さんの翻訳も素晴らしかったです。私の彼女も本が読めませんでしたが、最初に読んだ本が私がプレゼントした新潮文庫の川上弘美さんの「パレード」でした。ロダーリは少し川上弘美さんに似た魅力をもっていると感じました。

2020/11/16

seacalf

設定からして、ほっこりさせてくれる。このイマジネーションの豊富は、どうだ!肩肘張らず、するりするりと読書したい時にぴったりのお話の数々。大人が子供にお話するのは、いつの時代になっても変わらずに伝えたいものだなあ。

2014/11/29

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