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1984 フクシマに生まれて (講談社文庫)

1984 フクシマに生まれて (講談社文庫)

1984 フクシマに生まれて (講談社文庫)

作家
大野更紗
開沼博
出版社
講談社
発売日
2014-02-14
ISBN
9784062777636
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1984 フクシマに生まれて (講談社文庫) / 感想・レビュー

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Shintaro

『困っている人』の大野更紗さんと『フクシマ学』の開沼博さんは1984年、フクシマ生まれの共通点がある。僕からはあと2つの共通点、困難を乗り越える知性と共感力を二人に捧げよう。6人のゲストを迎えての鼎談。圧巻はALS協会の川口有美子さん。300万円の人工呼吸器を買えなければ、死ぬだけ。それが数年前の日本。読んでいるうちに、福島の避難民と難民問題、相似なことに気付いた。帰還にせよ、移住定住にせよ、国連難民高等弁務官に相当する日本人がいない。その隙間をNPOや支援員やボランティアやこれらの人達が埋めてくれている

2016/03/05

美登利

更紗さんのみ知っていたので手に取った本。しかし、私にはかなり難解。お二方とも田舎に生まれた閉塞感や敷いたレールに乗るのは嫌だと言う思いなどから早くに脱出したいと、都会に出てきたようです、元々優秀な方たちなので使う言葉が難しすぎる!。言いたいことは何とかわかるけれど、もっと一般ピープルに分かりやすい言葉を使って欲しかったかな。6人の専門家の方々との鼎談になってます。お医者さまの小鷹さんの話は分かりやすくてとても良かったです。

2014/04/03

ウィズ

10代後半から20代くらいの人に是非とも読んでほしい鼎談集です。3.11の後のマスメディアのあり方や個人個人えの医療支援のやり方など色々と考えさせられるものがありましたが、30代半ばの自分には少々読むのが遅すぎたような気がします。なんせ自分の生活で手一杯なもんで・・・(T-T)最後は愚痴っぽくなってすいません。ただこの本はとても良書なので時間がある若い方は、是非とも読んで見てください。

2014/03/10

ふろんた

学ばなきゃいけないし、考えなきゃいけないし、立ち上がらなければいけないのだろうけど、俗に言う”意識高い系”の鼎談が、この輪の中に入れず、置いてけぼりを食らってしまった。

2014/10/01

おおにし

市民型ロビイスト駒崎さん('79年生まれ)。“幕末の志士は4千人でその時の日本の人口が4千万人。今の日本なら1万2千人が社会を変えてやろうと立ち上がれば社会は変えられるんじゃないかな。僕のフォロワーは3万3千人いるんですよ”…なかなか頼もしい若者だ。茂木健一郎さんの発言。「エコロジカルという観点からは、もしかしたら原発がいちばんエコロジーな発電方法なのかもしれない。」…トンデモ発言にも聞こえるが、この観点もよく考えてみる必要があるのではと思った。

2014/09/24

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