KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)

ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)

ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)

作家
濱嘉之
出版社
講談社
発売日
2016-05-13
ISBN
9784062933933
amazonで購入する Kindle版を購入する

ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ナミのママ

シリーズ3作目。今回も警察内部を調べる人事一課監察係が扱う3話。この3作目が一番面白かったです。警察って不思議な社会だなと読むたびに思います。そんな中で起きる「使い込み」や「パワハラ」は、また独特な裏と人が絡み、複雑でした。実生活では関わることがない警察官、こんな階級制度があったのかと、今回も知らない世界を堪能しました。次作も楽しみです。

2016/06/04

Yunemo

組織腐敗をどう察知すればいいの、それでこの制度が。隠ぺい、裏金作り、いじめ、この3要素が本作警察ばかりでなく、あらゆる大小に拘わらず組織全般に、現実に起こってます。内部通報制度で発覚するもの、そうじゃないもの。でも以前よりはましになったのかも。組織って人で成り立っているはずなのに、ピラミッドの崩れが負の方向に。組織がゴーイングコンサーンでいられる要素、個々人、出来る奴は誰かが必ず見てくれてる。これが本来、でも上と横を見てみると、そんなことばかりじゃない。ここでの葛藤が人の善し悪しの分岐点、どう生き抜くの。

2016/06/05

おいしゃん

しばらく著者の別シリーズ、情報官シリーズを読んでいたので、久しぶりに血の通った身近な世界に感じた。 特に最後の小笠原警察署でのパワハラ案件は、離島ならではの人間関係が現れていて興味深い。

2021/01/24

宇宙猫

★★★ 相変わらず登場人物が多くて、せっかく理解したところで終わるので何だか残念。解決するとスカッとするんだけど、長編でじっくり読みたい。

2016/08/08

のぶのぶ

「画像解析」に続いて、第3弾の「内部告発」を読んだ。だいぶ肩書きに慣れたが、警察組織が今一つ、入っていないので、よく分からないところがあるが、警察が警察を追う、面白い。「公安の裏金」、警察の仕事にもいろいろお金が必要なのだなと思う。「身代わり出頭」では、話が大きく広がりワクワク。防犯カメラの画像解析のすごさをこの本でも思う。「告発の行方」、キャリア、ノンキャリア、警察の組織の難しさを知る。第1弾も読もうと思う。

2016/07/09

感想・レビューをもっと見る