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ぶらりぶらこの恋 (講談社文庫)

ぶらりぶらこの恋 (講談社文庫)

ぶらりぶらこの恋 (講談社文庫)

作家
吉川トリコ
出版社
講談社
発売日
2016-10-14
ISBN
9784062935142
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ぶらりぶらこの恋 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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ももんが

★★★☆☆宗介と大好きなピアノと一緒に暮らしているぶらこ。とても幸せな生活している感じだが、ぶらこにとっては何かが足りない。このまま結婚してもいいものか。そんな中、ピアノ教室を開いているぶらこの生徒、暁生に惹かれ始め・・・宗介のぶらこに対する想いが痛いほど伝わってきてやるせない。何故ぶらこ、宗介の気持ちに応えてあげれないのかとモヤモヤ。最後は・・・辛い結果だった。

2017/01/01

こゆび

ぶらりぶらぶら。ごめんね、ぶらこ。私、あんたのこと大嫌い。愛だとか恋だとか色々言っても、あんたが大切にしてるのは他の誰でもない自分自身じゃないか。全部ないものねだりじゃないか。大切なことに気付けても、気付いた後に変われなければ意味がない。だから私はあんたのこれからが、これまでとは違うものになるよう願ってる。退屈と安心を、自由と孤独を、どうか見間違えないで。

2020/10/28

coco夏ko10角

ほんとにぶらりぶらこだ…。うーん。

2017/07/28

さり

宗介にも暁生にも真剣にならずふらふらふらふら冗談で交わしたり自由気ままに過ごするり子にひたすら苛立ちと嫌悪感を抱いた。るり子が父に感じる嫌悪と似てる。後半からの反省と改めからは共感も得始めた。ピアノ教室の子どもたちと接する素直なるり子が一番よかった。

2016/11/05

みずいろ

ふわふわしてるようで、すごく骨太な物語。だれもひとりになりたくなくて、ほんとは何かを愛したいし愛されたい。気持ちは同じでもすれ違うから厄介だ。なくしてから気づくのは嫌だけど、なくさないとわからないことってどうしようもなくたくさんあるんだろうなぁ。主人公にとってのピアノのように、重しだと思っていたものが救いになる瞬間、ひとは大人になるのかも。

2016/11/13

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