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愛しすぎなくてよかった

愛しすぎなくてよかった

愛しすぎなくてよかった

作家
内館牧子
出版社
講談社
発売日
1997-11-01
ISBN
9784063237023
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愛しすぎなくてよかった / 感想・レビュー

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カーミン

「バカな女だ」と思いながらも一気読み。高沢なつみ。なんの取柄もない25歳。洋太郎を愛して、結婚して欲しくて、愚かなことをくり返す。あげくに諦めきれずに、海外留学への道を選ぶ。彼女を取り巻く人物、学生時代の友人和可子、その婚約者の上條、洋太郎の恋人のひとりマミなどなど、みんな「どうしてこんなバカなことばかりやっているんだろう」と歯がゆくてたまらない。こんなコメントが言えるのは、私が傍観者だからか。もしくは、それだけ齢を取った証拠なのだろうか。

2019/12/16

よし

一気読み。あとがきにある「40歳という遅く、脚本家デビューするまでの間、やりたいことを見つけるのに悩み抜いた、いつまでも真っ暗な道を一人ぼっちで歩いてるような気がしていた」作者の自伝風物語だったんだ。そして、「日本で生きるにしろ、海外に飛び出すにしろ、悩み抜いた末には必ず小さな灯が見えてくるものだ」という思いが主人公のなつみを通して、ひしひしと伝わってきた。

2018/09/13

ケイ

恋愛に左右されるだけの女ではなく、恋愛に頼らなくてもぶれない自分だけの何かを探そうとする姿は読んでいると重く辛い気持ちになったけど、若い頃の自分ともかぶって頑張れっと応援しながら読みました。

nokiko

あほな男女がどたばたする話 

2013/03/04

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