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ミタライ 探偵御手洗潔の事件記録(2) (モーニング KC)

ミタライ 探偵御手洗潔の事件記録(2) (モーニング KC)

ミタライ 探偵御手洗潔の事件記録(2) (モーニング KC)

作家
原点火
島田荘司
出版社
講談社
発売日
2013-10-23
ISBN
9784063872453
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ミタライ 探偵御手洗潔の事件記録(2) (モーニング KC) / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

刊行遅延から数か月も待ってやっと、刊行(万歳!)まずは表紙での御手洗君のイケメンぶりにぶっ倒れそうになり、口絵のかっこよさに悶えましたw御手洗君の刑事さんに対する嫌味やフランス料理店での石岡君への目のやり方、何気に御手洗君に振り回されて驚いたり、言い包められておさんどんする羽目になったりする常識人、石岡君のコミカルさに可笑しすぎて腹筋が痛くなります。この巻では、大好きな『数字錠』が漫画化されましたが、やっぱり、温かくも切ないです・・・。そして同人誌を贈ってくれた御嬢さん方への島田氏のエールに心が温まります

2013/10/24

千尋

島田荘司先生の推理小説「御手洗潔」シリーズのコミカライズ版・2巻目☆『山高帽のイカロス』空を飛ぶ人間の絵ばかりを描く画家が行方不明になり、後日空を飛んでいるような謎の変死体で発見される。御手洗さんが鮮やかな推理で事件を解決していきます*『数字錠』短編では名作ともいえる作品☆御手洗さんが珈琲を飲まなくなった理由が明らかになります。とある会社の社長が数字錠で密室となった作業場で殺害される。御手洗さんは石岡くんと共に犯人の追跡に乗り出しますが・・切ないクリスマスの事件でもあり、絵の描写がとても綺麗です・・*

2014/05/17

美夜

【山高帽のイカロス】:ミタライさんのヴィジュアルのキラキラしさ・・・にはまだ慣れませんが。島田御大の人体を用いた物理的トリックは、とてもコミカライズ向きだと改めて思いました。【禍々しい見た目の不可能犯罪を、現実原則で鮮やかに解き明かす】のが御手洗シリーズの本懐だと思いますが、これを日本のドラマでやると絶対チープで馬鹿っぽくなるので、華やかな絵柄で漫画化にしたのはやっぱり正解だと思いました。この「な、なんだってーーーー!!」的なケレン味がやっぱりいいですな。もっと早く漫画かアニメにすれば良かったのにねー。

2013/11/04

藤月はな(灯れ松明の火)

クリスマスに因んだ『数字錠』を読むために再読。『山高帽のイカロス』は赤松氏の部屋に赴いた後に奥さんの所に行く御手洗君達に色々、ツッコみたくなります。しかし、赤松氏の「絶望感で体中が満たされた時に魂が軽くなり、飛べるようになる」という言葉が今回はぐさりと来ました。「絶望=重いもの」という印象があるのでその言葉は絶望から解き放たれたいという人の魂の叫びなのかなと深読みしてしまいます。さて『数字錠』も御手洗君の宮田君への言葉に泣けます。その言葉は御手洗潔作品に全て通じる、人の優しさなんだろうな・・・。

2013/12/25

yucchi

『山高帽のイカロス』『数字錠』収録。今作は両方共原作は既読。『山高帽~』はコミック向けの話だと、これを読んで思った。『数字錠』はコミックで読んでもホロリとさせられる。御手洗という男の格好良さを堪能するなら、『数字錠』はオススメ(灬´ิω´ิ灬)

2015/05/31

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