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へうげもの(22) (モーニング KC)

へうげもの(22) (モーニング KC)

へうげもの(22) (モーニング KC)

作家
山田芳裕
出版社
講談社
発売日
2016-06-23
ISBN
9784063886085
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へうげもの(22) (モーニング KC) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

いよいよ大阪冬の陣。被害を少しでも減らそうと尽力する古田織部たち。しかし戦禍は弟子たちにも及び・・・。弟子とは言っても市棲の面々は仲間もしくは子分みたいな感じだけれど。宗達も又兵衛も独り歩きの頃合いか。

2016/08/06

ミエル

ついに大坂冬の陣。大阪は相変わらずド派手、完全に傾奇者というよりむしろへうげ隊に入れそう。各将を数寄の力で懐柔する織部の動き、大阪陣営内の揺らぎと並行した正倉院ネタがたまらない。螺鈿五弦琵琶、漆胡瓶は想像できたけど、まさかラスター彩陶が出るとは… 太古の昔から「へうげ」と言う名の数寄は変わらない、これからも変わらない。織部の言葉にグッとくる。

2016/06/27

またおやぢ

大阪冬の陣終了。しかし色々てんこ盛りの展開に少々食傷気味なのは小生だけなのかしらん?俵屋宗達がついに羽化したシリーズ第22作。ところでそろそろクライマックスだよね?

2016/06/24

ぐうぐう

大坂冬の陣。徳川と豊臣、その両陣営をまさしくたらしこうもと暗躍する織部。正倉院にて、古の「ミュキン」を見て、織部は言う。「出土せし土器もそうだが……日の本の人々は太古よりかような物を好んできたのだ……かくも楽しげで……愉快になる物を それを求める心はこの先も変わらぬはず 如何に政にて息詰まる世になろうともな」終わってしまった歴史は変わることがない。織部のひょうげは、変わることのない歴史を、どれだけ歪ませることができるか。

2016/06/26

ざれこ

大阪冬の陣終結。この時代の戦国大名たちの動向だけではなく、陶芸はもちろん、同時代に生きた俵屋宗達などの絵師とか出雲阿国とか、芸術畑の人達の生きざまや動きがわかるのもこの漫画の粋なところで、これはやはり武人でもあり粋人でもある織部というキャラの面白さだろうと思います。しかしもうすぐ終わりだなあ。織部の最期がどんな風に描かれるのか、寂しいけど、気になります。

2016/06/25

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