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読書の極意と掟 (講談社文庫)

読書の極意と掟 (講談社文庫)

読書の極意と掟 (講談社文庫)

作家
筒井康隆
出版社
講談社
発売日
2018-07-13
ISBN
9784065122617
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あらすじ

作家・筒井康隆、誕生の秘密。戦時中にひとり疎開した幼少期、演劇部で活躍した中高時代、不本意な営業に配属された新入社員時代、いつも傍らには本があった。いずれ小説を書くとは夢にも思わず、役者になりたかった青年を大作家にしたのは“読書”だった。小説界の巨人が惜しげもなく開陳した自伝的読書遍歴。『漂流 本から本へ』を改題。

読書の極意と掟 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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佐島楓@勉強中

読書から得られた感情はその人の糧となることがよくわかる。エッセイと書評の合わせ技で自分の歴史を語るだけでなく、本への愛情を熱量を持った文章で著していらっしゃるため、こちらも紹介されている作品を読みたくなること必至である。品切れなどで入手困難な本が多いのだけが残念だが、その探索も含めとても興味深かった。

2018/07/19

buchipanda3🌷

自伝と読書歴を合わせたエッセイ集。節目節目のエピソードとその時に影響された本について語られるが、これがまた面白い。まさに作家・筒井康隆がどのようにして出来上がったのかを楽しめた。家族で出したというSF同人誌の話には思わず仰け反ってしまった。「のらくろ」から始まる読書遍歴は、洋の東西を問わず古典から現代、マンガから哲学まで揃っていて、結構クセのありそうなものも多い。幅広い分野への絶え間ない好奇心と創作意欲には感嘆するばかり。とにかく読書欲がそそられる話ばかりで読みたい本がどっと増えた。

2018/07/25

りいこ

筒井さんの自伝風読書エッセイ。実は筒井作品を全く読んだことがないのですが、この本は気になる箇所を立ち読みしたら面白かったので買ってみました。作家・筒井康隆に影響を与えた本の数々は、筒井作品を未読でも大変興味深かったです。ファンだったらもっと楽しめたかもしれません。筒井さんの作品も、掲載されている本も、どちらも読んでみたくなりました。なんとなく苦手意識のあったSF作品へ興味が生まれたのは、個人的に大きな収穫です。

2018/07/20

サーフ

作者の幼少期からの読書歴を自伝風に纏めたエッセイ集。「のらくろ」「ねじ式」の漫画からハイデガーまで様々な本を読み、そのまま自作の作風に直結しているのが興味深い。自分が知らないような本が殆どで自分の知らない物語の世界がまだまだあることに本書を読みながらワクワクさせられた。今後作者の作品を読む度にこの作品の裏にあるバックボーンを踏まえながら読むことでまた違った魅力を知ることができるかも知れない。

2018/07/14

よよ

筒井康隆展に向けて購入。改題の作品ですが、展覧の内容を頭に入れて読むと、読書と筆者の人生が絡み合った自伝的なエッセイとなっていて、まるで今回の展覧会に合わせて書いたような印象を受けました。演劇に親しんでいたとは知らず、そこから得た小説の描写もあったのでしょう。戦争へのまなざし、精神への興味、夢への共感…それらは全て筒井氏の作品へと昇華されていってるのだなぁと思いました。圧倒的な知性から作品が生まれるのだと思います。あまり哲学書などは読まないので、紹介された本から読んでみたいです。

2018/11/15

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