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未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること (講談社現代新書)

未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること (講談社現代新書)

未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること (講談社現代新書)

作家
河合雅司
出版社
講談社
発売日
2019-06-19
ISBN
9784065160893
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「未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること (講談社現代新書)」のおすすめレビュー

「救急車を呼んでも来ない!?」少子高齢化の先にある恐ろしい未来をマンガで学ぶ『未来の年表』

『マンガでわかる 未来の年表』[漫画:水上航、監修:河合雅司(『未来の年表』講談社現代新書)]

 厚生労働省の人口動態統計(速報)によると、2019年の出生数が90万人を割る見込みとなった。国立社会保障・人口問題研究所は2017年の時点で、2019年の出生数を92万1000人と推計しており、90万人を割るのは2021年と予想していた。想定より早いスピードで日本の人口減少が進んでいるのだ。

 少子高齢化が日本の未来にもたらす影響は計り知れない。その未来に起こりうることを「年表形式」で提議してきたのが、作家・ジャーナリストの河合雅司さんの「未来の年表」シリーズだ。

 近い将来、地方都市から喫茶店や百貨店がなくなり、銀行がなくなり、病院さえもなくなり、やがて今ある47都道府県を「維持」することさえ厳しくなる。さらに、一時的に激増する高齢者さえやがて減り、一極集中で栄華を極めた東京も2020年代には人口減に転じるというのだ。

 データを元にした予測によると、これらは現実となって起こりうる可能性が極めて高い。しかし、私たちを含めて国民、あるいは日本政府もこの事態…

2019/11/27

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全国で銀行・病院・介護施設が消えていく!? 加速する人口減少が47都道府県に与える衝撃を「地図」で予測!

『未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること(講談社現代新書)』(河合雅司/講談社)

 日本全体が「老後資金2000万円」問題に揺れている。私たちの老後が想像以上に暗いことを意図せず公表してしまった金融庁だが、現実はさらに深刻であることをお伝えしなければならない。

『未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること(講談社現代新書)』(河合雅司/講談社)は、超少子高齢社会を迎える日本の未来を予言する。著者はこれまで『未来の年表』『未来の年表2』で話題を集めてきた河合雅司氏だ。前著では、これからの日本で起きることを時系列で「年表」にまとめ、この先起こるであろうことを説いてきた。今回は「人口減少によって起きる日本各地の異変」を「地図」にして視覚的にも分かりやすく未来予測を展開する。

 上の日本地図をよく見てほしい。約25年後の日本は2015年と比べると、秋田県の人口が約6割に縮小し、大阪府の人口は150万人も減少する。それだけではない、東京都と沖縄県を除いたすべての道府県が人口減少に見舞われる。冗談や誇張抜きで、私たちが生きている間に「日本の地方」は消滅…

2019/8/7

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今の40代は「若者兼高齢者」。今すぐ始めるべき老後対策がある!【『未来の地図帳』河合雅司氏インタビュー】

 参院選の争点にもなった「老後資金2000万円」問題。だが、その議論そのものをナンセンスだと指摘するのが、『未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること(講談社現代新書)』(講談社)の著者である河合雅司氏だ。なぜなら、どれだけ老後資金を貯めても、その生活に必要なサービスを提供してくれる“人材”がそのものが減少傾向にあるため、サービスのあり方が変化することは免れないというのだ。

 少子高齢化が叫ばれて久しい日本だが、解決や打開を先延ばしにしてきた問題は、大きなうねりとなって、近い未来の私たちに襲いかかろうとしている。特に、現在30~40歳の人々が受ける「変化の大きさ」は殊に衝撃的だという。本書は、高齢者の割合が増え、やがてその高齢者すらも含めた人口が減り始めるという日本において、これからどのような未来が訪れるのかを理論的に説く1冊だ。私たちの周りでどんな問題が起きようとしているのか、私たちはどのようにそれを受け止めていけばいいのか、その問いを河合氏にお聞きした――。

『未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること(講談社現代新書)』(河合雅司/講談社…

2019/8/22

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未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること (講談社現代新書) / 感想・レビュー

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kinkin

高齢社会に気を取られている背後に人口減少が地方で進んでいることを知った。一方では東京一極集中は相変わらず続くこと、予測では大阪や愛知、北海道、福岡、神奈川といった大都市がある県でも2045年頃には50万から100万人減少すること、限界自治体が増えることによって行政サービスの低下がさらに人口の減少をもたらすことなど。45年先なんて自分には関係ないと思う人も多いのではないだろうか、しかしもうすでに一部の地域では始まっているそうだ。巻末に全国の自治体の人口減少予測が載っていた。図書館本

2019/08/18

へくとぱすかる

若い世代が生きやすい日本になってほしい。著者の言う通り、これは私たちにとって不愉快な未来像ではある。しかしこの人口動態を避けられないのならば、せめて不愉快を最小限にする生き方、働き方、住まい方等々の転換に積極的になるべきだろう。もちろん人口の元々少なかった時代とは、世界的にもあり方が違うので、逆戻りできない。予測は外れてほしいけれど、少なくとも「2019年の状態」が続かないのは確かに思う。

2019/09/29

KAZOO

この著者の未来年表2冊は読んでいて印象に残ったのでこれも読んでみました。ただ人口予想の数字分析が多くこれが物流や経済に対してどのようなことがおきるのかをもう少し詳しく書いてほしい気がしました。ただ最後のほうに【令和時代に求められる5つの視点】というところで若干の解決策に近いものが述べておられるのでそこは参考になりました。道州制にして道府県単位で今後地方行政を考えていくべきなのかもしれません。

2019/09/01

hatayan

人口減少時代の日本の将来をリアルに示した『未来の年表』の第3作。 東京の一極集中はしばらく続くが関西圏の地盤沈下が今後は起こること、外国人の存在が人口動向を大きく左右すること、2045年には都道府県の間で人口格差が30倍に開き、行政区の見直しが避けられない見通しを示します。 身の丈サイズに生活を見直しつつ豊かさが集積し便利さを享受できる場所を「王国」として育てること、自治体の枠組みにとらわれない個性ある拠点の集まりをコンパクトシティとは異なる概念として「ドット型国家」という喩えで提案しています。

2019/07/04

キック

積読本消化。現在の人口動勢を活写している第1章は興味深かったです。地方では中核都市に人口が集まり、さらにその中核都市から東京圏に人口が吸い上げられる様子がよく分かりました。一方、今後の各都道府県の人口の状況推移を描写した著者の自信作と思われる第2章に驚きはなく、存外退屈で斜め読み。まず地方から高齢化・人口減少が進み、最後は東京圏にも及ぶという破滅的な結果でした。しかし少子化対策はやる気がなく、コロナでも露呈した大局観のない政治に何が期待できるでしょうか。確信犯的な、ゆでガエルは許されないと思いました。

2020/05/01

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