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乾と巽―ザバイカル戦記―(3) (アフタヌーンKC)

乾と巽―ザバイカル戦記―(3) (アフタヌーンKC)

乾と巽―ザバイカル戦記―(3) (アフタヌーンKC)

作家
安彦良和
出版社
講談社
発売日
2020-04-23
ISBN
9784065190975
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乾と巽―ザバイカル戦記―(3) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

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かっぱ

1918年のシベリア出兵。日本人の兵士が戦った知られざる戦争。大正7年(1918年)9月29日原内閣成立。日本軍の敵は一体、何なのか。敵は誰なのか。戦争の真実を伝えようとする現地の新聞記者・巽。砲兵を率いる帝国陸軍砲兵隊長・乾。二人の歩む道が交差する時、歴史もまた交差する。

2020/12/30

あーびん

巻末のシベリア出兵関係年表で流れを確認しながら読むので時間がかかる...この頃日本では米騒動かぁ。まだ物語が断片的な印象なのであとで何巻かまとめて一気に読んだ方が理解しやすいかも。

2020/06/03

ぐうぐう

チャイコフスキーのオペラ『エフゲニー・オネーギン』が上演される。と並行して、外ではある騒動が勃発する。この同時進行の演出は、映画などではよく見かけるものだ(読んでいて、真っ先に『ゴッドファーザー PART III』が頭に浮かんだ)。それを漫画でやってのける大胆さがたまらない。しかも、安彦良和はストーリーとは直接的に関係のないオペラ場面をたっぷりと枚数をかけて描くのだから、いやはや痺れる。

2020/05/13

月をみるもの

ここんとこ大杉栄の本をまとめて読んでて、そっちでも米騒動の話が出てくる。大杉たちが徹底的に弾圧されたのは、山県・田中を頂点とする長州閥が、このシベリアでの赤軍との戦いから実感した体制転覆への恐れゆえ、、、なんだろうな。。。

2020/04/25

ちゃーりー

巻末に「シベリア出兵」の年表がありますので、ざっと時系列をおさえてから読むと、理解が深まります。 英仏が日米に干渉を提案したこと、原内閣は米国との協調を前提に出兵継続を行ったこと等から、革命軍vs帝国主義列強各国という構図、列強各国は自己権益のためだけだったので、まとまっていなかったことが分かります。また、ソヴィエト政府がドイツと単独講和を行っていた、と初めて知りました。

2020/04/28

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