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風太郎不戦日記(2) (モーニング KC)

風太郎不戦日記(2) (モーニング KC)

風太郎不戦日記(2) (モーニング KC)

作家
山田風太郎
勝田文
出版社
講談社
発売日
2020-10-23
ISBN
9784065208762
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風太郎不戦日記(2) (モーニング KC) / 感想・レビュー

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小鈴

読メの感想で漫画化しているのを知りました。ものぐさな私にはありがたい。絵は岡崎京子風でした。東京の空襲が広がって近づいてくる緊張感がたまらない。ルーズベルト死去やソ連の参戦、広島へ新型爆弾が落ちたことを翌日に新聞で知っていたのは意外。特にソ連参戦は。情報統制しなかったんですかね?この迫りくる切迫感を感じれば感じるほど、朝ドラ・エールでまったく空襲を描写せず、都心在住のはずなのに「安全な家の中で」恩師の戦場死で鬱々としている主人公を描写したのは許せないな。周りで何万人と死んでいるのにね。。。

2020/11/10

緋莢@感想お休み中

高須の代わりに山形へ行き、束の間の安らぎを得る山田青年。しかし、自身の故郷には自分の居場所がなく、「帰郷しているのに郷愁を感じる…」と考えてしまいます。東京に戻ると、学校が信州飯田に疎開することが決定。飯田駅の切符売り場にいる美少女に「俺にも妙な目つきをしていたぜ」、「俺にもだ」、「俺も」と騒ぐ学生たちの姿は微笑ましいですが、広島に新型爆弾投下、ソ連の満州侵攻というニュースが入ってくるようになります(続く

2020/11/21

さとみん

達観している面があっても風太郎はまだ若い。戦火が迫るとともに激情と諦念の振り幅が広くなり、また東京を離れ東へ西へと移動する激動の2巻。そうして迎えた八月十五日のカラーページの鮮烈さ!終戦とともに訪れた「新しき世界」、この延長に今があるはずだが、昭和は遠くなりにけり。とはいえ身の回りの道具は進化しても人間の中身は変わらないのだろう。令和2年になってこの日記をマンガで読むのは不思議な感覚だ。

2020/10/25

ついにB29が飛来して、どこもかしこも焼かれてしまう。安全と糧を求めて北へ西へ、そして大学ごと疎開に。極限の場面に翻弄され続ける山田青年は、ニヒリストのままではいられない。とりあえずの現実に対処し、困難な時節に戦勝を信じ込んで、自ら出来ることがあるのではという境地に達する(やけくそになっているようにも見える)。折々で美少女を見かけると、気になってしまうのがリアルと言えばリアル。こんなに熱く語った医者への道を棄てるのか、次巻でか。

2020/11/07

金目

「いよいよ順番が来ちまった」とうとう風太郎の下宿も空襲に遭い、山形へ行き、兵庫へ帰る。再び上京するも、学校も長野への疎開が決まり、ニヒリストの風太郎にも狂的な熱が入り始めた所で、8月15日を迎える。初めて街灯の火を見た子供達を見送り、新しい時代の到来を受け入れる。戦場で戦う事も出来ず、学問が何になるかと悩み、それでも日常的に死出の別れを繰り返す、そんな時代の記録

2020/10/29

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