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進撃の巨人(34) (講談社コミックス)

進撃の巨人(34) (講談社コミックス)

進撃の巨人(34) (講談社コミックス)

作家
諫山創
出版社
講談社
発売日
2021-06-09
ISBN
9784065234174
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「進撃の巨人(34) (講談社コミックス)」のおすすめレビュー

【最新巻レポ】世界的な社会現象を巻き起こした『進撃の巨人』最終巻が発売! 主人公エレンはダークヒーローだったのか? その本心がいよいよ明らかに

※本記事には最新巻の内容・ネタバレが含まれます。ご了承の上お読みください。 『進撃の巨人34』(諫山創/講談社)

 今や世界中で読まれている『進撃の巨人』(諫山創/講談社)。既に世界での累計発行部数は1億部を突破し、ハリウッドでの映画化も決定している。

 連載開始は「別冊少年マガジン」創刊号(2009年10月号)だった。当時、新人漫画家だった諫山創さんの手によって、世界規模の社会現象が巻き起こるなんて、誰が想像しただろう。

 あれから11年以上の月日が流れ、「別冊少年マガジン」2021年5月号をもって完結した本作。

 連載が開始したのはセカイ系と呼ばれる数々の作品がヒットしたゼロ年代の終わりで、完結したのが2020年代のはじめだということも、本作がひとつの時代を築いた証明のように思う。

 2010年代はまさに「進撃」の時代だった。アニメ化、実写映画化、スピンオフ作品のヒット……功績を数え上げればきりがない。

 巨人が人を食らうディストピアを生き、巨人と闘う人間たちを描いた本作の序盤は、悪を倒すために正義が奮闘するという、少年漫画らしさにあふれた作品だった。と…

2021/6/11

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(取材・文=町村章生)

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2021/6/7

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(本記事は『ダ・ヴィンチ』2011年6月号からの転載になります)

 初連載にしていきなりミリオンセラーを生み出した諫山さん。まだ20代前半の彼に“若き才能” といった言葉を冠するのは簡単だが、ご本人から受ける印象は、もっとがむしゃらな荒々しさ。  壁、巨人、そしてエレン――それらに託して何を描くのか、描けるのか。ひたむきに手探りを続ける諫山さんが、震災後に描こうとするものとは。 (取材・文=町村章生 写真=細川葉子) 日常を囲っていた壁が壊れてしまったとき

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2021/6/6

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進撃の巨人(34) (講談社コミックス) / 感想・レビュー

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海猫

私は後半は話の流れが混乱してしまい、そのまま最終巻を読んでしまった。どうしてこういう展開になるんだ?とか、わからないところが多々。伏線回収らしきものもあったぽいけど、これも把握しきれていない。とはいえ、終盤らしい盛り上げには高揚もした。ひたすら続く無数の巨人たちのバトルは圧巻。特にミカサの決断と行動の描写には、心を動かされた。エピローグ的なパートでの、各キャラクターの有り方が感慨深い。それに最後までシリアスな状況でギャグ仕込んできたな。いずれ全巻読み直して、作品をちゃんと理解しようと思う。次回作にも期待。

2021/06/09

NADIA

いやもう、すごい回収と結末。ちょっと展開が早くてアタマが追いついていない感もあるが、とにかく圧巻だった!! そして物語の結末後に垣間見たミカサの人生の続きも全くの想定外だったが、とても和んだ。さらにそれ以上に巻末お笑いだと思っていた「進撃のスクールカースト」の真実に衝撃を受けた(笑) もう、いろいろなことがよぎりながら読んでいたはずなのに、そこに一番ガツンとやられた気分。すごいな、エレン。すごいや、進撃の巨人。

2021/06/10

Tenouji

アルミンが「理」で、ミカサが「情」、そこにエレンの「信」がある。生物進化において、人間の記憶と思考:その心の働きとはなんだろうか…と、巨木を見て思う。

2021/06/10

ゼロ

最終巻。ここに完結。未来を見通してきたエレンの選択は、正しかったのかは知らない。アルミンが言うように、地鳴らしと言う名の大量虐殺を回避する未来はあったかもしれない。少なくともエレンが生き残る終わり方があったかもしれないが、全てを駆逐するエレンの考え方には合わなかったのかも。天と地の戦いを終えて、巨人の力が消滅しても、人間同士の争いはなくならない。著者が伝えたい現実なのでしょう。壮大な物語をまとめ、次なる未来を思わす締めは良かった。犠牲者も多く出たが登場人物の力も感じられ、最初から最後まで楽しめた物語でした

2021/06/20

hide

この物語の最後をこれ以上上手に飾れる人がいるだろうか。諌山創。おそるべし。

2021/06/09

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