恋とゲバルト(3) (モーニング KC)
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恋とゲバルト(3) (モーニング KC) / 感想・レビュー
ぐうぐう
暴力装置を自認する美智子。装置である限り、それを発動する人間の存在を必要とする。人が装置を必要としているのと同時に、装置が人を必要ともしているのだ。「革命は銃声から生まれる」公方の思想は、全共闘という巨大な波を起こしていく。暴力を肯定するその波は、結果的に感情を煽る。全共闘のうねりの、その発生と消滅の必然がそこにある。若者達の苦い季節、しかしまだ、それは始まったばかりであり、苦さよりも甘さが彼らの舌を今は占拠している。
2022/06/14
コリエル
全国での大学全共闘結成のミニモデルが描かれる。暴力礼賛などの他に、特定のセクトに属さないノンポリ学生達が革命の熱に当てられ全共闘に参加したために、あのような巨大なムーブメントになったことが語られている。空疎だが爆発的な熱狂、闘争の季節が目前に迫るが、東儀と美智子はそれをまだ知らない。
2022/07/15
蝉、ミーン ミーン 眠ス
今回描かれている内容ではどちらかというと権力闘争を楽しんでいたように見えるけど、公方がどこまで本気で活動をしているのかが未だにはっきりとはわからない。
2022/05/26
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