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うたかたモザイク

うたかたモザイク

うたかたモザイク

作家
一穂ミチ
出版社
講談社
発売日
2023-03-29
ISBN
9784065307212
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うたかたモザイク / 感想・レビュー

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最近好きになった作家さんの短編集。沢山入っていて内容も様々で充実していました。『透子』は町に1店舗だけある個人経営の書店が舞台で、私も幼い頃そんな書店に行くのが好きだったので読書家さんは同じような人も多いかも?と思いました。好きな作品は『レモンの目』猫ちゃんを通して繰り広げられる可愛らしいやり取りと思いきや怖い!『永遠のアイ』もSNSのウイルスとわかっていながらやり取りの中で幸せを感じるって、切なくて良かったです。『ごしょうばん』は驚きました。あんな角度から戦時下を描く作品は変わってて珍しくて凄いです。

2023/08/06

ムーミン

「神さまはそない優しない」「透子」がよかったです。最後まで読んでよかったと思いました。

2023/12/07

うっちー

ホントヴァラエティに富んだ短編集でした

2023/04/16

hiace9000

泡沫のように浮かんでは消えていく刹那の感情をつなぎとめ散りばめて、覗いた先に浮かぶ万華鏡のような五味の彩りを読ませる大人向け作品集。長大な時間をも脆くも儚い刹那の揺らぎのように描く『still love me? 』、コテコテの関西ノリで転生を描き、saltyな切ない涙を誘う『神様はそない優しない』が私のお気に入り。一穂さんの原点とも言えそうなBL、官能性たっぷりの作品もあり。秀逸表現はp186『sofa &…』の"賞味期限の切れた恋"にまつわるくだり。この"うたかた感情"を文字へと下す力量、やはり一流。

2023/07/31

まちゃ

既出の12編と書き下ろしの1編を収録した短編集。特に共通のテーマはありませんでしたが、甘いものから苦いものまで色々なテイストの作品が収められていて、それなりに楽しめました。「ごしょうばん」のラストの「早く戦が来ますように。誰も彼もが飢えますように」は異色。

2023/05/28

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