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ローズマリーのあまき香り

ローズマリーのあまき香り

ローズマリーのあまき香り

作家
島田荘司
出版社
講談社
発売日
2023-04-26
ISBN
9784065312407
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ローズマリーのあまき香り / 感想・レビュー

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starbro

島田 荘司は、新作中心に読んでいる作家です。久々の御手洗潔シリーズ最新作、ユダヤ民族の存亡史、著者版不思議の国のアリス等、読み応えがありましたが、前段で400頁超費やすとは思いませんでした(笑) https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000375192

2023/05/18

中原れい

読み終わった!なんとなく察した部分もあるし、アレやアレに似てないこともないけど、各パートのバランスが悪くないのでとても楽しかった。どんな場面を書くにも熱が入っていて御大すばらしい。うん、あまき香りってのは精神的にだねw 才能のとびぬけた人は何もかも手に入れてるようで心の中は…ってのも時代が違ってたら変わってたかな。人によってか、それとも不変かな。男性に感謝を示されると素直に反応するのが変わらないミタライで嬉しかったです^^

2023/07/15

yukaring

死んだはずのバレリーナが舞台で躍り続ける不可解な謎。それは本当に"奇跡"なのか?それとも・・。生きる伝説のプリマ・フランチェスカが控室で死体となって発見される。検視では二幕と三幕の間に亡くなったと思われるが、なぜか観客は三幕以降も彼女が舞台で踊る姿を見ていた!未解決のまま20年後、この奇跡に挑むのはお馴染みの探偵・御手洗潔。ナチスの収容所で生まれて壮絶な半生を送り、血を吐くような努力で現在の地位を築いたフランチェスカの過去が重くそして魅惑的に心に突き刺さる。タイトルの意味がわかるラストの余韻も美しかった。

2023/06/02

stobe1904

【御手洗シリーズ長編】マンハッタンの高層階の密室で有名なバレリーナが殺害された。そして幕間中に殺害されたはずのバレリーナは、殺害後も演舞を続けていた…。幻想的なサブストーリーやスケールの大きい奇想を密室殺人に収斂させる剛腕ぶりはこの作品でも健在だった。歴史認識に違和感を感じたが、フィクションであり本線に関わるものではないので、受け流しながら読了した。建付けは壮大だが、謎解きの小ぶり感が少し残念。★★★☆☆

2023/07/22

maxseki

久しぶりの御手洗潔シリーズ。長編は7年ぶりとのこと。今作では、死後も踊り続けたという天才バレリーナの殺害事件に挑む。内容については概ね満足だったものの、いつもどおり鈍器レベルのページ数でとにかく重い。御手洗のキャラは昔と変わった気がするし、石岡も出てこないのだが、とりあえずこの分厚い本を読み切ったことに満足w そして何よりも御手洗潔の活躍を再び読むことができたのが嬉しかった。

2023/07/27

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