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どちらかが彼女を殺した 新装版 (講談社文庫)

どちらかが彼女を殺した 新装版 (講談社文庫)

どちらかが彼女を殺した 新装版 (講談社文庫)

作家
東野圭吾
出版社
講談社
発売日
2023-06-15
ISBN
9784065321393
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どちらかが彼女を殺した 新装版 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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夜明けのランナー

遺留品や人物や物に留意しながら推理し、多分この人が犯人だよねーと自分なりに納得して読了。おいらはもうわかってんだよねーと思いつつ、教授と助手へ会いにいく。そして『どちらが彼女を殺した?』に作品名が変わったことは言うまでもありません。

2023/11/02

おりすと

1つの事件に2人の容疑者、とてもシンプルな構成ですが、本作はその真相を追う探偵役も2人おり、一方は被害者の親類で復習を願っている(そしてもう一方はその復習も止めなければならない)とくれば、複雑性は結構なものですね。題名の通り「どちらが殺したか」に終始する話でありながら、最後の最後まで断定させるカードが伏せられているのも絶妙でした。結論が、なんと本文中では明言されていないのも驚きましたが、背理法で確定できるとは……こういう“読者への挑戦”の仕方もあるんですね。とても面白かったです。

2023/12/06

YG

読者への挑戦で有名な作品 身構えながら読んだけど、しっかりフェアに書かれてたので解けた。 論理パズルが好きな人は是非。

2024/03/25

多喜夢

時代背景が懐かしい。結論は読者には明らかにされない。もともと理詰めの推理小説は苦手なので、二人の警察官の心の移ろいが分かったので、それでもいいかと思った。

2024/02/12

nami1022

最後まで犯人が明かされない異色のミステリ。正にタイトルのとおり、佃か佳世子のどちらかが殺したんだけど、それが明かされないのはモヤっとします。康正と加賀駆け引きが面白かった。加賀恭一郎シリーズでありながら視点がずっと康正なのも新鮮。ここまでシリーズを読んだ中では本作が一番面白いと感じました。

2024/03/31

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