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白鳥とコウモリ(下) (幻冬舎文庫)

白鳥とコウモリ(下) (幻冬舎文庫)

白鳥とコウモリ(下) (幻冬舎文庫)

作家
東野圭吾
出版社
幻冬舎
発売日
2024-04-03
ISBN
9784344433717
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白鳥とコウモリ(下) (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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かぷち

調べれば調べるほど謎が謎を呼ぶ展開。そしてまさかの結末。作家さんの初期作品群のような、実験的で挑戦的な野心作。これは私は好きだけど、納得いかない人もいるのでは。でも安定感・安心感があるものよりも、このようなミステリの定石を切り崩すような物語を東野さんには書いて欲しい。なかなか普通の人に出来る事ではないので。派手さは無いけど面白すぎて、2日で上下巻読了してしまった。このタイトルはそういうことね、鳥と哺乳類なのであんまり上手いとは思わないけど納得。

2024/04/16

カブ

上巻に続き、引き込まれる。被害者の娘と加害者の息子がそれぞれ自分を納得させるために動き始める。現在と過去、東京と愛知、登場人物も錯綜しそうになり最後まで真相が分からず、読み終えてスッキリしたました。面白かった!

2024/04/24

mayu

うぉあ、凄い。上巻から止まらず下巻も一気読みだった。被害者の娘と加害者の息子、交わる事の無い二人が互いの父に対する納得の出来ない事実や思いと向かい合って真相に進んでいく。真実よりもどう戦っていくのかを優先する裁判の難しさや、弁護士の思考がリアルで考えさせられるものがある。出てくる刑事の五代のキャラも良かった。諦めずに真実を追う二人が辿り着いた真相の重さと幾重にも重なって繋がった今。頭を殴られた様な衝撃もあり、読み終えたあと少し固まっていた。読んで良かったと感じられる満足感の高い一冊だった。

2024/04/07

はかり

さすがに東野圭吾だった。題名が出てくるのは一度だけ、被害者と加害者のこと。こんな複雑な事件だったのか。殺人の動機は理解できないが、犯人を庇おうとした気持ちはよく分かる。それにしても、子供は何をするかわからない。

2024/04/11

ぴ〜る

東野圭吾さんらしい読みやすさで一気読み。巡り巡って起きるべくして起きてしまった事件なんだろうか。。。被害者家族も加害者家族もとてもやるせない。そして何よりも犯人の動機に衝撃を受けてしまった…。ラストに救いがあって良かった。

2024/04/11

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