虎のたましい人魚の涙 (講談社文庫)
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虎のたましい人魚の涙 (講談社文庫) / 感想・レビュー
まめ
くどうさんのフィルターを通した日常って、すごくきらきらしていて素敵。宝石みたいな輝きじゃなくて、小さい頃に憧れたスパンコールやビーズの感じ。
2024/04/28
ごま麦茶
エッセイ。会社員をしながら作家をしていたお話や、岩手の冬の話や幼少の頃のお話など。くどうさんの擬音や文章表現がなんだかツボで大好きです。じんわりしたり、クスッとしたり、忙しい1冊でした(笑)共感するところもたくさんありました。「自由な犬」のお話が1番好きかも。自分で選んだところに今居るんだと、改めて確認させてもらいました。忙しい人にこそ読んでほしい、読んで癒されてほしいと思った本です。
2024/04/16
nekomurice
「うたうおばけ」とはまた違う雰囲気でこちらも楽しかったです。家に迷い込んだ蝿でこんな素敵な文章が書けるなんて!と感嘆した。個人的に「竹馬とキートン山田」「るん♪」「わたしはお風呂がだいきらい」が好きです。*生姜。生姜のゆるキャラ。*働いていると、泣きっ面に蜂どころか、泣きっ面に蜂・ピラニア・猪・カメムシ、というようなときがある。
2024/04/19
belle
『うたうおばけ』のほうは途中でやめようかなって思うくらい「自意識」が無理で合わなかったけれど、この本だとそれが不快でない程度の個性になっていて驚いた。磨かれていた。
2024/04/29
晴
さりげない日常の一幕や心情を綴ったエッセイ。特に表題作の「虎のたましい人魚の涙」、「蝿を飼う」、「陶器のような恋」が印象的でした。あと書影もかわいらしいです。
2024/04/18
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