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うつくしい私のからだ

うつくしい私のからだ

うつくしい私のからだ

作家
筒井ともみ
出版社
集英社
発売日
2007-04-26
ISBN
9784083330742
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うつくしい私のからだ / 感想・レビュー

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うめ

エッセイかと思ったら、短編集でした。自分のからだの美しさを男を通さなければ気付けないて話が多くて悲しくなりました。だから、この中では他者の評価の入らない、爪、と、へそが好き。へそはファンタジィ(笑)ラストの命、も男を通して命そのもの、生きている事の素晴らしさに気づくって構成だけど、これはすごく分かるなー。命には終わりがあって、その時ひとは物は当然のことながら記憶も思い出も持っていけない。だから生きている今を、大好きな人たちと過ごせる間を、大事にしたい。それが、生きるって事だと思うから。

2014/10/12

ミルチ

短編集。からだの一部に酷くコンプレックスのあるアラサー独身女性の恋愛至上主義な話で、価値観が違いすぎるので正直途中でしんどくなりました。アラサーはまだまだ若く輝いてるし、コンプレックスもそこがチャームポイントになったりするのに。アメリカ人の憧れの完璧バービー人形なんて、私、今まで一度も可愛いなんて思ったことないし。「へそ」と「耳朶」は良かったです。

2014/11/05

桐一葉

素敵な題名やなぁと思って手に取った。初めて読む作家さん!なんていうか…うん。残念…図書館で良かった。いつまでこんなんが世の中に溢れてないといけないの。たとえ誰かに容姿をけなされても咄嗟に、何あほなこと言うとんじゃい!私は最高や!て言う場面がなくとも、せめてもうすぐ30歳!(恐怖!)みたいなんはもういいよ。。しあわせってすんごく種類あんのに、世に放たれる言葉たちはあまりにも種類が少なくてもう目も当てられない。他人のものじゃなくて、自分だけの楽しみやしあわせを知れば歳を重ねることの喜びは自ずと溢れてくる。

2023/10/28

みかりん

体のパーツを取り上げたアラサー独身女性の恋愛短編集。誰でもコンプレックスを持っていて恋愛によって変わっていく前向きな話。自分の嫌いな部分を好きになるって素敵なことですね。なかなか難しいけど。

2021/08/24

おーね

人体の部分の様々な女の短編。強い女も、気の弱い女もそれぞれ手に入れたり失ったり。

2016/01/03

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