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69 sixty nine (集英社文庫)

69 sixty nine (集英社文庫)

69 sixty nine (集英社文庫)

作家
村上龍
出版社
集英社
発売日
2013-06-26
ISBN
9784087450811
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69 sixty nine (集英社文庫) / 感想・レビュー

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サゴウ

今の時代こそ読まれるべき小説である。特に、高校生から大学生、若い社会人の人に是非とも読んでほしい。 「退屈」を吹き飛ばせるのは、笑い続けることだけなのだ。そのために何か行動を起こすこと。 動機なんてなんだっていい。女の子にモテたい、何か仲間たちと悪ふざけがしたい。 大いに結構。 「大人」になって退屈な日々を送ることに抗いたい大人たち、そんな大人になりたくない子供たち。 そんな人たちに読まれることを願う。 主題歌はエド・シーランの『Castle on the hill』。

2018/08/09

けぴ

今から50年前の1969年。佐世保の高校二年生が繰り広げる青春記。高校にバリケードを作り出席停止になったり、労働会館でフェスティバルを開いたり。村上龍さんの自伝的小説であるとか。すごいバイタリティです。人生を楽しむことを説くが説教くさくはなく、現代に読んでも古くさくない。巻末の太田光さんの解説も素晴らしい。太田さんが高校生の頃、一人だけの演劇部員。文化祭で一人芝居を企画するが初日は観客は顧問の先生だけ。二日目は立ち見が出るほどに。現在の太田さんの原点が垣間見られる。

2019/12/07

ミホ

【【6月9日は「ロック」の日】ロック関連の書籍を読んでみよう!】イベント参戦②。あらすじビートルズ書いてあるし、タイトル69だしと購入してみました。初村上龍さん。こちら村上龍さん高校時代の一部自叙伝らしい。若い。青い。若い。所々にクスっと笑わされます。ううむ、森見さん作品の匂いがするくらい飛ばしている。と思いきや『楽しんで生きないのは罪なことだ』最近狸が似たこと言ってた(笑)そして私、学生時代放課後に69映画鑑賞会に友人と参加した記憶が。年が経過して本に出会え、びっくり!バリ封見てた(^^)懐かしい。

2016/06/19

myunclek

読まず嫌いだった村上龍。読み出しは、どうってこと無い何て思いながらページをめくっていましたが…。夢中になって読んでる自分が居ました。丸っきり生きて来た時代が重なることもあり、懐かしさが溢れかえる時間を心地良く感じました。どこか虚無感が漂った 時代を斜に構えて生きた青春。それぞれの生き様の想い出です。もう一人の村上も、そろそろ手に取ろう^_^

2014/10/31

美雀(みすず)

1969年のイメージは何となく暗い。大学闘争がまだまだ燻り続ける中、九州の西の端の高校生は青春を謳歌していた。ちょっとあれっ?と思うけど、仲間と何をするというのが伝わる。こそこそしてるようで、デカイ思い出を作る事はいいですよね。

2016/05/30

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