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ジョン万次郎の失くしもの 浮世奉行と三悪人 (集英社文庫)

ジョン万次郎の失くしもの 浮世奉行と三悪人 (集英社文庫)

ジョン万次郎の失くしもの 浮世奉行と三悪人 (集英社文庫)

作家
田中啓文
出版社
集英社
発売日
2019-06-21
ISBN
9784087458954
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ジョン万次郎の失くしもの 浮世奉行と三悪人 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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タイ子

今回はかの有名なジョン万次郎の半生の一端に触れ、毎度のことながら笑わせてもらった第三弾。竹光屋雀丸が住む町に英語塾が出来た。黒船がやってくる前の英語の発音が面白すぎ!今作は雀丸が大阪を飛び出し、薩摩、長崎、土佐にと海路旅。私ならとっくに船酔いだわ;おばば様が病気になり長崎の医師に診てもらいに行く道中、彼女はずっと酒浸り。大丈夫かいな?と心配しながら読んでる方がバカらしくなる;土佐の皿鉢料理に舌つづみ、銘酒は飲めるわ、日頃の粗食を挽回するがごとく雀ちゃんとおばば様、謎を解決しながらの長い旅路でございました。

2019/07/30

kei302

雀丸のよさを存分に味わえて満足。三すくみと祖母:加似江に圧倒されっぱなしの1~4に比べると、雀さんが大活躍します。暴れませんよ。あくまでも脱力した、人と争わない雀丸が格好いいです。竹光の取引先もできて、お園さんの父からも認められて。でも、時代は幕末。次はペルリ登場か?!あっ!新撰組が近くにいる。

2019/08/28

さくさくと♪大阪から、長崎と土佐に出張。雀さん、大活躍でした(^o^)タケミツが、海外進出〜。

2019/08/05

美月0217

今回も雀さんが大活躍ですよ。船旅でアレレ?ライバル同士?の女性たちは仲良くなってるし(笑)この次はどうなっていくんだろう?雀さんはこのままこんなふうに飄々と生きていってほしいな・・

2019/10/18

タツ フカガワ

中編3話連作のシリーズ5作目。土佐の万次郎が4人の漁師と漂流したのは14歳のとき。その後アメリカの捕鯨船に救助され、帰国したのは10年後。そのとき一騒動が起きて雀丸が駆り出されるのが表題作。雀さんの推理劇や祖母加似江のキャラが“鍋奉行”大邊久右衛門と重なってきて楽しい一編でした。

2020/09/27

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