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しゃぼん (集英社文庫)

しゃぼん (集英社文庫)

しゃぼん (集英社文庫)

作家
吉川トリコ
出版社
集英社
発売日
2009-11-20
ISBN
9784087465044
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しゃぼん (集英社文庫) / 感想・レビュー

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❁かな❁

アンソロジーでしか読んだことがなかった吉川トリコさん♪R-18文学賞&読者賞のW受賞の「ねむりひめ」を含む4編のお話。少女から大人になる時に揺れ動く乙女心、不安や孤独、性に悩む少女などリアルで痛々しい。特にお気に入りは「しゃぼん」。同棲中の優しい彼氏のハルオと投げやりに引きこもってしまった花。花と姉が姉妹で語り合う場面が特に好き♡じーんとしました*「いろとりどり」も良かったです♪「ねむりひめ」以外のお話はリンクしています!R-18文学なので読む人を選びそうな作品ですが他の作品も読んでみたくなりました!

2017/05/18

りゅう☆

食べて寝て過ごす日々を送ってるアラサーの花。このだらけた生活に、いい歳してフリーターで同棲中の恋人ハルオに焦りはないの?このままでいいの?とモヤモヤしてたけど、2人の関係への疑問に葛藤してる姿と、全てを包み込んでくれるハルオの器の大きさとでもいうんでしょうか?この二人の関係が居心地よかった『しゃぼん』。少し大人びた少女が大人事情を客観視するも、まだ幼い部分が感じ取れた『いろとりどり』、中学生カップルの性への戸惑いが描かれた『もうすぐ春が』の3作が少しだけ繋がってるのも嬉しい。そして心と体が求めてるものが→

2017/07/29

ぶんこ

私には合わない本でした。どの主人公にも共感できず、理解もできず、自分をもっと大事にしてあげてと言いたかったです。

2016/07/18

ひめか*

初読み作家。なんだか私には面白くなくてあまり印象に残らなかった…中では「いろとりどり」が好き。表題作は、花のずぼら加減が好きじゃないな…さすがに何でもハルオにやってもらって、甘え過ぎだ。私はこういう人にはなりたくないし、自分が男ならこういう彼女は嫌だ笑。何が「女の子だもん。しょうがないじゃない」だw女の子だからって何でも許されるわけじゃない。世間的に、女だからという理由で、甘やかされたり良くしてもらったりすることは多いけど、そこに甘んじてはいけない。でも私も何歳になっても子供心忘れたくないというのは思う笑

2016/03/27

tomose

読友ちゃんから頂きました。初作家吉川トリコさん。4編からの短編集。最初の3編は何気に繋がってました。しゃぼんの花ちゃん。いろとりどりのまりあちゃん、二人は殻を抜け出てこのまま幸せになって欲しいな。後の二人は自暴自棄、こんな娘は嫌だわ~的な目線で読んでしまいました笑。吉川トリコさん・別作品はどんな感じで書いてるのか気になる作家さんです。

2014/11/17

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