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泥棒はスプーンを数える (集英社文庫)

泥棒はスプーンを数える (集英社文庫)

泥棒はスプーンを数える (集英社文庫)

作家
ローレンス・ブロック
田口俊樹
出版社
集英社
発売日
2018-09-20
ISBN
9784087607543
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泥棒はスプーンを数える (集英社文庫) / 感想・レビュー

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アリーマ

11年ぶりの泥棒バーニーシリーズ。始まったのは1977年。若い頃に楽しく読んで、新作を楽しみにしていたっけ。こんなスタイルの軽いコージーなミステリは、本シリーズで初めて触れたのだった。あの頃は中年に差し掛かったバーニーや仲間たちのお洒落な言動に、なんだか漠然と憧れていたっけ。そしてバーニーたちは相変わらず中年のまま、ワタシは初老期に入って不思議なギャップと戸惑いを感じるのも楽しい。謎も事件も緩やかで非常に軽い話だが、変わらぬウィットを楽しみに次作を待つ。作者もすでに80歳。元気で長生きしてくれますように。

2018/11/20

アヴォカド

バーニイにまた会えるとは!思えば、『泥棒は選べない』で出会ってから幾星霜。バーニイ、その後私にもそれなりにいろいろあってね…と1杯やりながら語り合いたい。バーニイとキャロリンの丁々発止の会話に加わりたい。そしてこれで最終巻とは。ああ、バーニイの洒脱。やっぱり好きだわあ。

2018/10/02

jugemu

久々の新訳に作者の健在ぶりが確認できた。古書店を営む泥棒が主人公。女友だちとの軽妙な会話がテンポよく、内容も小気味よい。全体的にユーモアが漂い楽しめる。冒頭に、古書店に来た客が書棚に探していた本を見つけたが結局キンドル版を買うことにして安上がりになったというシーンがあるが、キンドル版の値段を聞いて店主が「恐ろしい」と嘆く姿に現代が滲み出ている。サキの短編『開いた窓』が言及されるが(434頁)、手許のサキ短編集で味わい直すのも面白かった。これもまた「恐ろしい」話なのでついでにチェックされては如何?

2018/10/28

一乗寺隼人

まさかのバーニイシリーズ最新作。バーニイの軽快な語り口がまた読めるなんてねえ。最近ではバーニイのお住いの国でもネットによる古書販売がわりと主流なんでしょうが、やはり店舗があってそこで様々な古書に巡り合うことを大切にする人々がいるわけですから、バーニイも末永くバーネガット書店を続けて頂きたい。とても面白かったです。

2018/09/26

はもやん

ミステリうんぬんというよりも主人公の古本屋兼泥棒のバーニィとレズビアンのキャロリンとの会話がなんとも楽しい。いっこうに事件らしい事件は起きてこないし、事件が起こってもさぁ探偵登場というわけでもなく、このまったりと会話を楽しむ感じがいい。その割には最後は容疑者一同を集めて・・・という展開に。バーニィは意外とシュッとしてるのかなぁ。端々にうかがえますが。こんな親友がいてたら楽しそう。

2019/02/22

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