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漱石と倫敦ミイラ殺人事件

漱石と倫敦ミイラ殺人事件

漱石と倫敦ミイラ殺人事件

作家
島田荘司
出版社
集英社
発売日
1984-09-01
ISBN
9784087750546
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ジャンル

漱石と倫敦ミイラ殺人事件 / 感想・レビュー

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ベック

この本を読んだのはたいそう昔のことなのだが、久しぶりに大笑いしたミステリとして記憶している。島田作品としては軽いタッチの作品であり、トリックもさほど感心するものではなかったが、無類に楽しいミステリだった。漱石とホームズの邂逅というアイディアは、山田風太郎の「黄色い下宿人」という短編で既出だったが、島田氏はこのパスティーシュを漱石とワトソンの手記を交互に配するという憎い演出で立派に描いてみせた。

アクセプター

トリックは簡単だったけれど、夏目漱石がホームズ達と関わるとか面白かった。

2013/08/11

ムーミンママ

漱石から見た話とワトソンから見た話 ホームズの印象がかなり違っていて最初は??(^^;)終盤で あっ!そういうことか!!と納得でき大変面白く読み終えた。締めは良かった。

2016/12/09

ks3265

彼の初期の作品。ワトソンの未発表原稿と漱石の倫敦覚書を対比させるという意欲的作品。異なった視点から事件を見る手法が多いがこれは画期的である。ただ、推理小説ファンとしては、事件の展開が遅くなるのでちょっとイライラしました。でも後半漱石の推理が冴えて面白かったです。ホームズがナツミとずっと読んでいて最後にはきちんと夏目と呼んだ理由が知りたいな。国会図書館で「倫敦覚書」で検索してもでてこないのですが、実話って本当かな?

2020/01/08

naokit

久しぶりの島田荘司&ホームズ作品。序盤、漱石とワトソンの語るギャップが笑える。でも最後はじーんと来た、「お約束」的場面もあった。

2016/01/06

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