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MAO (3) (少年サンデーコミックス)

MAO (3) (少年サンデーコミックス)

MAO (3) (少年サンデーコミックス)

作家
高橋留美子
出版社
小学館
発売日
2020-01-17
ISBN
9784091295477
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「MAO (3) (少年サンデーコミックス)」のおすすめレビュー

「私は人じゃない…?」事故で家族を失った少女と陰陽師の少年の運命が交錯して――高橋留美子『MAO』

『MAO』(高橋留美子/小学館)

「私は死んだ事がある」。謎の事故で両親を亡くした少女が、運命に立ち向かう物語が高橋留美子氏の最新作『MAO』(小学館)だ。

 本作は『うる星やつら』や『らんま1/2』などのコメディ路線とは異なる、シリアスな怪奇もので、高橋氏の得意ジャンルのひとつである。

 高橋氏の怪奇ものといえば、アニメ化もされた「人魚」シリーズ。そして先日放送された「全るーみっくアニメ大投票」というTV番組で、作品とキャラクター部門で共に1位に輝いた『犬夜叉』が頭に浮かぶ。

『MAO』はシリアスな高橋作品を好む方におすすめだし、さらに非常に多くの謎や巧みな伏線により、純粋なミステリーとしても楽しめるはずだ。

 ここでは2019年に発売された1巻、2巻を中心にレビューしていく。

「私は人じゃない…?」現代と100年前の世界を行き来する少女の運命とは

 主人公の黄葉菜花(きば なのか)は中学3年生。7歳だった8年前の9月1日正午頃、謎の陥没事故に巻き込まれて両親を亡くしていた。自身は血だらけで息が止まった状態で発見され、のちに祖父に引き取られて、不思議な雰囲気…

2020/3/8

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「こんな状況で不知火と対面…」 サンデー26号『MAO』、深手を負った摩緒に迫る大ピンチ!

『週刊少年サンデー』26号(小学館)

 2020年5月27日(水)に発売された『週刊少年サンデー』26号。『MAO』第48話では敵の攻撃により摩緒が深手を負ってしまい、「予想外の展開!」「ちょっとヤバそうじゃない?」と読者を驚かせた。  菜花と式神の子・乙弥を連れて夜道を進んでいる途中、金の気を放つ機械仕掛けの刺客に急襲された摩緒。放たれた攻撃は電柱を容易く切断するほどで、彼は菜花に逃げろと指示を出す。どうやら刺客の狙いは摩緒のみにあるようだ。  炎を使った摩緒による反撃は、刺客の口内に命中。弱まっていく姿を見て「やったか… !?」と手応えを感じるも、油断した隙をついて刺客の目から無数の攻撃が。摩緒の体から血飛沫が舞い、次の瞬間に刺客もろとも姿を消してしまう…。  百火と華紋が襲撃現場に到着し、事の顛末を伝えた菜花と乙弥。すると摩緒の残した破軍星の太刀が突然動き出し、菜花が手に取ると目の前に“金の気の流れ”が浮かび上がった。一方目を覚ました摩緒の前に現れたのは、兄弟子の不知火。血を流して意識朦朧の摩緒に対し、不知火は「あの日から… 憎いお前を忘れ…

2020/5/31

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「これは切ない…」サンデー25号『MAO』、紗那と敵対することになった摩緒に大反響!

『週刊少年サンデー』25号(小学館)

 2020年5月20日(水)に発売された『週刊少年サンデー』25号。『MAO』第47話では紗那をめぐって葛藤する摩緒の姿が描かれ、読者から「これは切ないな…」「摩緒の表情を見てるとツラい」といった声が相次いだ。

今日はサンデー! 高橋留美子先生Mao47話掲載してます。今週のハイライトは・紗那様の最期は…・摩緒が知る紗那の秘密とは!?・百火様、正直すぎて華紋様に呆れられるです! Mao4巻も絶賛発売中です! こちらもぜひよろしくお願いします!! pic.twitter.com/nqh9NkogYp— モリケン/週刊少年サンデー編集部 (@moriken1ban) May 19, 2020

 喫茶店に集まった摩緒・菜花・百火・華紋の4人。摩緒が殺したとされる紗那が、不知火の手先となって現われたことに彼らは驚きを隠せないようすだ。一方で菜花は自身が聞いていた紗那のイメージと違うことや、紗那が発した「どけ」という異様な声に違和感を覚える。  摩緒に対し、「いざとなったら紗那さまと闘う覚悟はあるのかい?」…

2020/5/25

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MAO (3) (少年サンデーコミックス) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

一気呵成。菜花の時間循環の理が語られ、猫鬼との遭遇が物語られた。幼い頃に菜花の見たバケモノの正体は意外だったなぁ。逆に魚住さんには和まされた。いや〝魚〟だとは思ってたけど。摩緒の五人の兄弟子たちが当面の敵対者として姿を現すのだろうけれど、何故彼らも九百年の時を生き抜いて(?)いたのかとか、新たな謎が深まってきた。邪悪な師匠は死んだはずだが、本当の敵は何者なのだろう。呪術後継者選抜のための御堂のエピソードが、高橋留美子さんらしくなくて、恐ろしかったな。

2020/01/17

レリナ

菜花の目撃したあの日の妖の正体が明らかになった。摩緒と描鬼の戦いもこれから起こることの序章に過ぎないのかもしれない。摩緒の師匠が企てた計画が摩緒の過去に起こったことに関係しているのは明白。本当に摩緒は紗奈を手にかけたのか、描鬼の言葉の真相はいかに。謎が明らかになって、すっきりしたのは束の間、新たな敵の出現で再び事態は動き出す。描鬼以上の悪意が裏で蠢いている気がして不穏。こういう空気感を出すのは、高橋先生だからこそ生み出せる技。まだまだ謎の多い作品だが、ある意味犬夜叉以上に面白くなりそう。次巻に期待。

2020/01/18

どあら

妹から借りて読了。謎が解けてスッキリした事もあるけど、お話はまだまだ奥深くて楽しみだわね〜(^o^)

2020/02/25

ぐうぐう

謎は振り撒いている間が、実は一番盛り上がる。明かされる時のカタルシスは、意外と振り撒いている時と比べると劣っていたりするのだ。だけれど高橋留美子は、謎を振り撒く自己陶酔に陥ることなく、あっけないほどに次から次へと明かしていく。そこがとても心地いい。それは、高橋留美子の絶対的な自信ゆえの展開だ。摩緒の過去が語られる五色堂の場面は、手塚治虫『どろろ』へのオマージュだろう。

2020/01/17

springday

魚住さんの正体と、スムージーの必要性が判明しスッキリ。摩緒の師匠の策略で、暗殺者にされた5人の兄弟子の存在が不穏。すべて陰謀だとすると、半妖の犬夜叉よりも、猫鬼の体が融合した摩緒の方が悲劇的で残酷。シリアス感が強いので、百火が生き返って井戸水で洗顔するシーンが、唯一コミカルでホッとした。

2020/01/28

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