KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

なにもいらない

なにもいらない

なにもいらない

作家
吉川トリコ
出版社
小学館
発売日
2010-03-01
ISBN
9784093862738
amazonで購入する

なにもいらない / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

きのこ

こんなに突っ走れるほど好きになれる人ができたら幸せだよなー。 もうとてつもなくかわいいです。 健気で一途で。 それに引き換え沢村シュウの冷たさといったら・・・。 でもこの二人の温度差がだんだん縮まっていくところが 読んでいてキュンとなってしまいました。 ミチオも結構好きだったなー。いい男だよ!

2010/07/19

ロクハナ

主人公がどうしてこんなに、親友二人から愛されてるのか最後までよく分からなかった。男が変わる度に外見がころころ変わる梓から見れば、自分を貫いてるココロは尊敬に値する人物なのかもしれないけど。私は、何とも思ってない人から「自分のものになって」と執着されるのは単純に恐怖なので「同じことされたら嫌じゃないのか」とココロに問いたくて仕方なかった。「それは嫌だが、それはそれとして自分の執着は捨てられない」とか言いそうだけど笑。うーん、私はどうやらこの物語をぜんぜん読めていない。キャラクターの造形と会話は楽しかった

2021/08/28

あまりりす

好き・嫌いはわかれる作品かもしれませんね…私は大好きです。ケーキ屋さんのショウケースを覗いている時のように、わくわくしました^^三十路乙女にはたまらない小説でした><

2011/07/29

my

可愛いものに囲まれて、大好きな甘いものを主食に食べて、周りの人からは甘やかされ手に入れたいものが手に入らないなんてありえない20代の女の子。全てを捨て現実に戻った瞬間が印象的だった、夢見がちで目の前の可愛いや幸せしか見えない子供なところは共感するものがあった。 でもやっぱり好きなものには囲まれていたいよね。粘り勝ちの恋愛もハッピーエンド、とても好きな話だった。

2018/04/02

海のぱんつ

ほしいものは三秒で手にいれるお嬢様なココロが、沢村シュウに恋をし、彼を手に入れようとする。シュウをほしい「もの」ではなく「ひと」として扱えるようになる瞬間が、この物語のクライマックスか。自分がまわりから優しく大事に、まるでお人形(もの)のように愛されてきたことに彼女が気づくことにもまた意味がある。少女漫画チックな恋愛小説かと思いきや、一筋縄ではいかない作品。

2015/11/30

感想・レビューをもっと見る