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しょったれ半蔵

しょったれ半蔵

しょったれ半蔵

作家
谷津矢車
出版社
小学館
発売日
2018-01-30
ISBN
9784093864893
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しょったれ半蔵 / 感想・レビュー

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itoko♪

ゲラにて読了。高名な忍び、服部半蔵の息子として生まれながらも武士の道を選んだ主人公の半生を描く。伏線の回収、謎の男の存在などミステリーさながらの展開に惹き付けられ、面白かった!1月末発売予定。

2018/01/10

真理そら

服部半蔵ってこんなに頼りない人だったっけ、と思いつつ読み進んだが、成長物語なのだ。なぜ家康が伊賀越えしなればならなくなったのかということや、その間に半蔵が視えるようになるだけでなく忍びとして目覚める部分の描写が好きだ。築山殿はどんな作品で登場しても気の毒な女の人だ。

2018/09/10

ち~

2代目服部半蔵正成の半生を、フィクションを織り交ぜて書かれたエンタメ小説。幼少期より、忍びとしての生き方に馴染めず反発し出奔、武士として生きる道を選んだが、父の死により再び服部家に戻ることに。武士と忍び、どちらにもなりきれない半端者=しょったれ半蔵が誕生する。前半ではどちらの実力も極められない苦悩が、後半では忍びとしての能力に徐々に目覚め、活躍する様が魅力的だ。敵である謎の梟面の忍びとの驚きのラストも良かった。面白かった!

2018/06/14

maito/まいと

予想外だった!こんなにおもしろい作品とは思わなかった。実は史実では武将として有名の服部半蔵。育てられた忍びの道と、武将としての望みで揺れ動きながら、一つ一つじたばた解決していく爽快感。少年漫画のようなレベルアップ展開(笑)と史実との上手いバランス、そして忍びの斬新な設定の絶妙な組み合わせが、読みやすくワクワクさせ、それでいて軽すぎない。ライトノベルっぽさ、と評する人がいるかもしれないけどそれよりははるかに芯が通った骨太の1冊。歴史小説の幅の広がりが出てきて、嬉しいなあ。

2018/09/19

マサキ@灯れ松明の火

服部半蔵正成‥父・保長に反発し、忍びではなく武士になる!と家を飛び出した「しょったれ(半端者)」は、如何に戦国の世を生き抜くのか?武士としても強くなるが、主・家康は、半蔵を忍び扱い。親友であり主筋家の渡辺守綱、悪友・軍兵衛と共に助けあいながら、数々の困難を乗り越えていくが……敵の忍び・梟との闘いの中で、自らの想いと裏腹に、徐々に忍びの力に目覚めていく半蔵。「しょったれ」は、本当に「しょったれ」のままなのか?彼は、望み通りにお天道様の下で生きて行けるのか?

2019/01/18

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