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1フランの月

1フランの月

1フランの月

作家
安西水丸
出版社
小学館
発売日
2024-02-28
ISBN
9784093867177
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1フランの月 / 感想・レビュー

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starbro

久々の安西 水丸です。著者没後10年、幻の未発表小説『1フランの月』の初めて書籍化ということで読みました。 オススメは、やはり表題小説『1フランの月』(但し、未完)&旅のイラスト・エッセイ『オン・ザ・ロード タヒチ ゴーギャンを辿って』です。しかし緩いイメージの著者がドメスティックではなく、インターナショナルだとは思いませんでした。また『1フランの月』には村上龍的な要素も含まれていました。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002499.000013640.html

2024/04/06

春ドーナツ

水丸さんの訃報に接したとき、図書館でひたすら画伯の本を借りまくり、むせび読んだ。YouTubeで何かないかと探したことも思い出す。あれから10年経ったのだ。WEB本の雑誌の新刊案内からのリンクで書誌情報を目にしたとき、驚いた。まだ数年前の話だと思い込んでいたから。今月いっぱいで閉店となる近所の村上書店にお願いして取り寄せてもらった。入口の貼り紙にも打ちのめされた。漫画「普通の人」も村上さんのお世話になったことを、書きながら思い出す。表題作の未完の小説は、というか水丸さんの小説を初めて読んだ。意外な展開で、

2024/03/05

たっきー

1971年のヨーロッパを舞台とした表題作は未完。ヨーロッパのいくつかの街を流れていく様子は、著者が実際に旅して見聞きしたものが反映されているよう。本当ならどのような結末になっていたのだろうか。併せて、著者の宝もの(思い出も含めた雑貨)についてのイラスト入りのエッセイも収録されていて、素敵。

2024/04/26

ぽー

安西水丸亡くなってもう10年経ったんだなと。村上春樹絡みで陽気な隣のおじさんみたいな感じで軽快かつ洒脱な印象ながらNYでセロニアス・モンクにハイライトをあげたりと凄い?人。いわさきちひろ美術館で村上春樹とイラストレーター展見たのももう8年前か。「月と6ペンス」も読みたくなる。

2024/04/17

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