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村上春樹

職業・肩書き
作家
ふりがな
むらかみ・はるき

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

1979年
『風の歌を聴け』第22回群像新人文学賞
1982年
『羊をめぐる冒険』第4回野間文芸新人賞
1984年
『西風号の遭難』絵本にっぽん賞特別賞
1985年
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』第21回谷崎潤一郎賞
1996年
『ねじまき鳥クロニクル』第47回読売文学賞 小説賞
1999年
『約束された場所で』第2回桑原武夫学芸賞
2006年
フランツ・カフカ賞
2007年
第1回早稲田大学坪内逍遥大賞 大賞
2009年
『1Q84』第63回毎日出版文化賞 文学・芸術部門
2012年
『小澤征爾さんと、音楽について話をする』第11回小林秀雄賞
2014年
ウェルト文学賞(ドイツ)
2016年
ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞(デンマーク)

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収録中は「ずっと春樹さん」だった!? 小澤征悦さんの朗読で聴く、村上春樹作品のオーディオブック『職業としての小説家』《インタビュー》

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 仕事中はオンライン会議に出席し、プライベートではスマートフォンの画面をスクロール――生活様式の変化にともなって、いつのまにか“画面疲れ”していませんか?

 そんなあなたに新しい楽しみと癒しをもたらしてくれそうなのが、オーディオブック。「聴く読書」として、通勤中やランニング中、または家事をしながら、耳で読書を楽しめる、と注目を集めているサービスだ。

 オーディオブックサービスのひとつ、Amazonオーディブル(Audible)では、日本語では初となる村上春樹さんの作品のオーディオブック制作を発表。そして2022年6月1日には、村上さん自身が小説家としての生き方、小説の書き方を語ったエッセイ『職業としての小説家』(新潮社)が、俳優・小澤征悦さんの朗読で配信となった。小澤さんが考える、オーディオブックの魅力とは? 世界的な小説家の創作論や人生に触れ、小澤さんが得たものとは? お話をうかがった。

取材・文=三田ゆき

キャラクターがある小説に比べ、エッセイの朗読は「毎回ずっと春樹さん役」

『職業としての小説家』(新潮社)

――『職業としての小説家』の収録までに、村…

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村上春樹氏の小説10作品のオーディオブック化プロジェクト始動! 第1弾は俳優・藤木直人による『ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編』

村上春樹氏の小説10作品のオーディオブック化プロジェクト始動! 第1弾は俳優・藤木直人による『ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編』

『ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編』(村上春樹:著、藤木直人:朗読)

 世界最大級のオーディオブック及び音声コンテンツ制作・配信サービスでお馴染みのAmazonオーディブル(以下、オーディブル)にて、“村上春樹作品”のオーディオブック化プロジェクトが始動。2022年4月25日には、俳優・藤木直人による朗読で『ねじまき鳥クロニクル』の「第1部 泥棒かささぎ編」が配信をスタートした。

 オーディブルは日本語では初となる村上春樹氏の10作品のオーディオブック化を進めており、『騎士団長殺し』を高橋一生、『海辺のカフカ』を木村佳乃、『神の子どもたちはみな踊る』を仲野太賀、『職業としての小説家』を小澤征悦、『東京奇譚集』をイッセー尾形の朗読で配信していくという。

 そして配信第1作目として、世界的に評価の高い長編『ねじまき鳥クロニクル』の「第1部 泥棒かささぎ編」がすでに配信されている。ちなみに「第2部 予言する鳥編」は6月1日(水)、「第3部 鳥刺し男編」は7月15日(金)に配信予定だ。

 同作の朗読に関して藤木は、「過去に朗読劇の経験はあります…

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凪良ゆう、森見登美彦の話題作がランクイン! 「2020年 二十歳が一番読んだ小説ランキング」をhontoが発表!

凪良ゆう、森見登美彦の話題作がランクイン! 「2020年 二十歳が一番読んだ小説ランキング」をhontoが発表!

 ハイブリッド型総合書店「honto」が、「2020年 二十歳が一番読んだ小説ランキング」を発表。2020年に話題となった注目作が名を連ねる結果となった。

 hontoは、大日本印刷株式会社(DNP)をはじめ株式会社丸善ジュンク堂書店や株式会社文教堂、株式会社トゥ・ディファクトが共同で運営するサービス。今回のランキングは同サービスの実施店である丸善、ジュンク堂書店、文教堂と、hontoサイトで購入された書籍・電子書籍の販売データをもとに集計された。

『流浪の月』(凪良ゆう/東京創元社)

 第1位に輝いたのは、作家・凪良ゆうさんの2020年本屋大賞受賞作『流浪の月』(東京創元社)。凪良ゆうさんといえば“ボーイズラブ(BL)小説”の人気作家でありながら、BLの枠にとどまらず活躍することで知られている。ちなみに彼女の作品は、『滅びの前のシャングリラ』(中央公論新社)や『わたしの美しい庭』(ポプラ社)も6位以下にランクインしていた。

『四畳半タイムマシンブルース』(著:森見登美彦、企画・原案:上田誠/KADOKAWA)

 続いて第2位に輝いたのは、真夏の四畳半ア…

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佐渡島庸平 今月の「この本にひとめ惚れ」『戦下の淡き光』『分断を生むエジソン』『みみずくは黄昏に飛びたつ』

佐渡島庸平 今月の「この本にひとめ惚れ」『戦下の淡き光』『分断を生むエジソン』『みみずくは黄昏に飛びたつ』

『ダ・ヴィンチ』本誌の人気連載コーナー「この本にひとめ惚れ」から、コルク代表・佐渡島さんのひとめ惚れ本を紹介。『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』といった大ヒット作品を世に出した天才編集者・経営者が“ひとめぼれ”した本をチェック!

『戦下の淡き光』 マイケル・オンダーチェ:著 田栗美奈子:訳 作品社 2600円(税別)

装丁:水崎真奈美(BOTANICA) 編集担当:青木誠也

大学生の頃に好きだったマイケル・オンダーチェ。もう70代だそうだが、新作が出ていることが嬉しい。装丁が実に渋い。タイトルさえも慎ましやかだ。

『分断を生むエジソン』 北野唯我 講談社 1500円(税別)

装丁:小口翔平、喜來詩織、岩永香穂(tobufune) 装画:三村晴子 編集:山中武史

抽象度の高いテーマを物語形式で語ったビジネス書。北野さんにはビジネス文学の才能を感じる。

『みみずくは黄昏に飛びたつ 川上未映子 訊く/村上春樹 語る』 川上未映子、村上春樹 新潮文庫 750円(税別)

装丁:新潮社装幀室 編集:寺島哲也

川上未映子さんと村上春樹さん! こんなに気になる二人の対談だというのに…

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村上春樹の音感力「読みたくなるリズムを使う。」/『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』①

村上春樹の音感力「読みたくなるリズムを使う。」/『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』①

文章力がなくても「バズる」文章は書ける。文芸オタクで書評ライターの三宅香帆さんが、村上春樹さん、林真理子さんなど著名人の文章を例に、「なぜこの文章が人を惹きつけるのか」を具体的に解説。ついつい読みたくなる文章のからくりがわかります!

『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』(三宅香帆/サンクチュアリ出版)

よくわからなかったけど、なんか勢いで読んじゃった。

 文章とは、リズム感だ!

 という、運動音痴(私)にとっては絶望しそーな真理がこの世にはあります。ちなみに反復横跳びすらできない私は、小学生の時点でとっくにリズム感は諦めているんですけど。

 しかし「文章とは、リズムだ」なんて一体どこの誰が言ってるんでしょう。いい加減なこと言いやがって、と思っていたら、この方。

「もしその文章にリズムがあれば、人はそれを読み続けるでしょう。でももしリズムがなければ、そうはいかないでしょう。二、三ページ読んだところで飽きてしまいますよ。リズムというのはすごく大切なのです。」 (村上春樹『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』)

 はい出ました、世界的大作家・村上春樹先生!…

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乃木坂46高山一実「今はステージ上の姿を磨きたい」『トラペジウム』の大ヒット、写真集『独白』の発売、そしてこれから…

乃木坂46高山一実「今はステージ上の姿を磨きたい」『トラペジウム』の大ヒット、写真集『独白』の発売、そしてこれから…

 2017・2018年のレコード大賞を2年連続で獲得し、舞台や雑誌、バラエティ、CMなど活躍の場を広げる乃木坂46。結成当初からムードメーカーとしてグループの中心となり、最近では初小説『トラペジウム』(KADOKAWA)が20万部を突破し、小説家としても活躍。2月26日には、写真集『独白』(徳間書店)を発売するなど、ますます活躍が期待される高山一実さんに心境を伺った。

■一冊にぎっしり詰めた想いを多くの人に届けたい

――2018年11月の発売からわずか3カ月で、『トラペジウム』が累計発行部数20万部を突破しましたね。率直に今のお気持ちは?

高山一実さん(以下、高山) 自分的には、まだ実感が湧いていなくて。たくさんの方から反響をいただいて、その時は嬉しい気持ちになりますが、自分でネットニュースを見てもまだ信じられません。

 ただ、私としては『トラペジウム』を書き終えた時点で、幸せな気持ちでいっぱいだったので、「たくさん売れて嬉しい」というよりは、「自分が書いた作品をこんなに色んな人が読んでくださっている」ということのほうが嬉しいです。自分が伝えたいメッ…

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佐渡島庸平 今月の「この本にひとめ惚れ」『Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち』『U&I』『いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』

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『Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち』』

辛島デイヴィッド みすず書房 3200円(税別)

装丁:小川純子(みすず書房) 装画:岡本滋夫 編集:小川純子

村上春樹がどのようにエージェントと契約し、どのようにプロモーションされ、どのように有名になっていったのかが綴られている。クリエイターのエージェント業を行っている僕にとっては、喉から手が出るほど知りたい話!

『U&I』

ニコルソン・ベイカー:著 有好宏文:訳 白水社 2400円(税別)

装丁(日本語版):榛名事務所 装画(日本語版):川野次郎 編集(日本語版):金子ちひろ

以前このコーナーでセレクトした『もしもし』という小説と同じ、ニコルソン・ベイカーの作品。きわめて細かいディテールにこだわる、マニアックな作家ならではの内容。白水社はこのような作品をし…

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村上春樹が選ぶ「あまり月並みではない」クリスマスソングって?「村上RADIO」第3回放送決定にファン大興奮

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『村上さんのところ』(村上春樹/新潮社)

 ベストセラー作家・村上春樹がDJを務めるラジオ番組「村上RADIO」。2018年12月16日(日)に第3回目の放送が決定し、ファンからは「このラジオシリーズは本当に面白いからとても楽しみ!」「レギュラー放送してほしいくらい大好き」と歓喜の声が上がっている。

 「村上RADIO」は村上自身がディレクターとなり、テーマに合わせた音楽と共に語っていく不定期開催ラジオ。第1回目のテーマは「僕が走っているときに聴いている音楽」で、第2回目では「秋の夜長は村上ソングズで」というお題で放送されている。村上のラジオは大好評で、リスナーからは「村上先生の声が結構好みで聴いてて心地いいんだよね」「曲のチョイスがとってもオシャレ!」「音楽のセンスが自分と似ているから毎回楽しみにしている」と絶賛の声が続出していた。

 第3回目のテーマは“村上式クリスマス・ソング”。今回のテーマに対して、村上は「この季節になると、明けても暮れてもクリスマス・ソング… 疲れちゃいますよね。でもそういうときこそ、あまり月並みとはいえない、クールなクリス…

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日の名残り ノーベル賞記念版

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カズオ・イシグロ
村上春樹
土屋政雄
出版社
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発売日
2018-04-18
ISBN
9784152097583
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ウォーク・ドント・ラン

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作家
村上龍
村上春樹
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ISBN
9784061169005
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作家
村上春樹
安西水丸
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発売日
2023-06-01
ISBN
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フィッツジェラルド10-傑作選 (中公文庫 む 4-14)

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出版社
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発売日
2023-11-21
ISBN
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にゃんこ天国(ごきげん文藝): 猫のエッセイアンソロジー

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内田百閒
佐藤春夫
佐野洋子
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池波正太郎
石田孫太郎
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梶井基次郎
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島尾敏雄
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徳大寺有恒
豊島与志雄
中勘助
夏目漱石
野上弥生子
野坂昭如
ハルノ宵子
町田康
宮沢賢治
村上春樹
群ようこ
森下典子
養老孟司
吉行理恵
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河出書房新社
発売日
2018-09-19
ISBN
9784309027326
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羊男のクリスマス

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作家
村上春樹
 佐々木マキ
出版社
講談社
発売日
1985-11-25
ISBN
9784062023634
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