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オズの魔法使い (小学館文庫 え 4-3)

オズの魔法使い (小学館文庫 え 4-3)

オズの魔法使い (小学館文庫 え 4-3)

作家
ライマン・フランク ボウム
Lyman Frank Baum
江國香織
出版社
小学館
発売日
2015-02-06
ISBN
9784094061284
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オズの魔法使い (小学館文庫 え 4-3) / 感想・レビュー

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nobby

子供の頃に絵本で読んだはずだけど、全く覚えておらず新鮮に楽しめた(笑)“かかし”とか“ブリキ”の“きこり”など聞き慣れない言葉だけ印象に残ってたのかな…「あえて不愉快な要素は省き楽しむためだけ」を謳い文句に描かれる物語は小気味よい少女ドロシーの冒険談。偶然という名の必然に出逢ったお友だち、それぞれ求めるのは脳みそ・心臓・勇気そして帰郷の想い…いろんな苦境をこれぞ適材適所な活躍で乗り越えて、自分の居場所にたどり着くのが清々しい。それにしても、きこり最強度が半端ない!江國さんの優しい翻訳も読みやすく心地よい♬

2020/05/08

ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

子どもの頃読んだはずなのに、なぜかオズの魔法使いとブレーメンの音楽隊のイメージが混ざりあってそれにまっ白に粉砂糖がかかったような記憶具合で(つまりほぼ忘れている)とても新鮮な気持ちで読んだ。こんなにやさしい物語だったなんて。みんなが自分に欠陥があると思って苦しんでいて、それをかかえながら助けあうひと幕ひと幕に心洗われるようなあたたかな気持ち。江國さんの飾り気なくシンプルな訳もやさしい世界観に寄り添っている気がします。最近子ども向けのやさしい話を読みたい気分です。

2021/06/20

優希

映画を観ているので、話は大体把握していましたが、小説として読んでも面白いですね。子供向けの物語ですが、十分楽しめました。

2022/06/16

飛鳥

普及の名作の「オズの魔法使い」を大好きな江國香織さんの訳で出ていたので読んだらとっても面白かったです。子供の頃に簡略化されたものしか読んだ事がなかったので、新発見が一杯あって読めて良かった。幾多の危機にも各々の長所を知恵を絞りながら乗り越え、カカシ、ブリキの木こり、ライオン、ドロシー各々の願いを叶える姿に感動しました。こんなにも大変な冒険譚だとは知らなかったです(*^-^*)子供から大人まで楽しめる世界的な名作だわと心から納得です。挿絵もとっても素敵でした。

2017/05/11

michiakisme

あるきっかけで、この歳になって生まれて初めて本作を読んだ。ある日突然別世界に飛び込むことになったドロシー。素晴らしい仲間たちに助けられながら波瀾万丈の冒険を続ける。何度もピンチを迎えてその度にハラハラさせられた。海外作品のためか、意外にグロい(?)ところがあったり、反対にサラサラ流れてしまうところがあったりしたが、とても楽しく読めた。江國香織さんの翻訳は端正で無駄がない感じ。キャラとしては、木こりがカッコよくて好きだな。注油は必要だけど、いつも頼りになる感じ。

2017/08/19

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