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しょったれ半蔵 (小学館文庫 Jや 03-1)

しょったれ半蔵 (小学館文庫 Jや 03-1)

しょったれ半蔵 (小学館文庫 Jや 03-1)

作家
谷津矢車
出版社
小学館
発売日
2022-12-06
ISBN
9784094072105
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しょったれ半蔵 (小学館文庫 Jや 03-1) / 感想・レビュー

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しんごろ

「しょったれ」とは三河地方では半端者という意味。2代目を継いだ服部半蔵(正成)の成長物語と同時に家康の天下への道程の物語。正成は武士にもなりたくても、運命がそうさせたのか、忍びをしぶしぶやらざる終えなくなった。己を信じて、人に恵まれれば、いつかはしょったれを返上して人生を駆け抜けれる。そう思わせてくた。全体の内容としては、家康の前に立ちはだかる戦や困難を、家康の命により正成が挑む。その様々な戦いがなかなか面白い。登場人物もなかなか個性的で、ラストの二転三転する戦いは思わず手に汗を握った。

2023/08/25

マツユキ

『どうする家康』前半復習にいいかもしれません。忍びではなく、武士として生きたかったのに、服部半蔵の名を継ぐ事になった青年の物語。ライバルあり、バトルあり、友情ありで、ワクワクしました。年月が過ぎ、地位も、実力も上がり、肉体も変化していくけど、人の中で生きていく半蔵が清々しい。しょったれ、奥が深い。

2023/08/22

豆電球

重厚さには欠けるけれども、冒険活劇のようなエンタメ感があって読みやすいです。奇しくも「どうする家康」の服部半蔵にタイプが似ていたり、上ノ郷城での鵜殿エピソード、三河一向一揆、氏真救出など描かれるエピソードも大河と被っていたりで、大河副読本として読んでも面白いと思います。本多忠勝よりも榊原康政の方にスポットが当たっているのも新鮮で面白い。著者の年齢的なものなのか、ラノベっぽさが感じられるので好き嫌いは分かれるかも知れませんが、歴史に興味を持ち始めた人におすすめするのにちょうど良い感じかな。

2023/03/30

あきのぶ

作者さん、有名だけど経歴が定かでない人物を描くのが上手いと思う。

2022/12/08

tako_machida

忍者と言えば服部半蔵ってくらい有名ながら、忍者でも武士でもない微妙な立ち位置の半蔵が面白く書かれています。実際の歴史を上手く解釈しているのが面白かったかな。

2023/03/25

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