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幼なじみが妹だった景山北斗の、哀と愛。 (ガガガ文庫 の 1-2)

幼なじみが妹だった景山北斗の、哀と愛。 (ガガガ文庫 の 1-2)

幼なじみが妹だった景山北斗の、哀と愛。 (ガガガ文庫 の 1-2)

作家
野村美月
へちま
出版社
小学館
発売日
2021-10-19
ISBN
9784094530339
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幼なじみが妹だった景山北斗の、哀と愛。 (ガガガ文庫 の 1-2) / 感想・レビュー

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芳樹

近親者同士の恋愛は決して祝福されることのない悲恋であり、悲劇的または背徳的な結末を迎えることが多いのではないでしょうか。一方、相思相愛ながら結ばれ得ない兄と妹の関係を描いた本作は、万葉集時代の恋愛を詠う和歌を巧みに取り入れることによって二人に示唆を与え、そのどちらでもない新たな到達点を示したのではないかと感じました。深い愛を感じ清涼感さえ残る読後で、とても素敵な作品と思いました。

2021/10/20

よっち

相思相愛の幼馴染・三ツ泉春がいるのに、美人で変わり者の上級生佐伯冴音子とつきあい始めた高校生の景山北斗。一方諦めきれない様子の春に、冴音子が相羽遥平を紹介する青春小説。小学生の頃出会いかけがえのない時間を一緒に重ねてきた幼馴染が、実の妹だったという事実を隠したまま、気持ちを押し殺して春を遠ざけようとする北斗。聡明な冴音子やどこまでも優しい遥平もいい感じに効いてましたけど、もうこういうのは理屈でどうこうじゃないんですよね…大切なもののために苦難だって乗り越えて、強くなって掴み取ってみせた結末はお見事でした。

2021/10/18

かんけー

読了♪う~~ん、読後感は複雑ですね~(ー_ー;)「哀と愛」景山北斗は、絶対的に護らなくちゃならない幼馴染みの[はる]と言う女子がいて?表題作のタイトルで既に...。野村作品でお馴染みの変人?冴音子さんとリア充遥平も自然と絡んで来て(^_^)北斗とはるの境遇は読み進めるにつれ、辛どく切なくも?二人の想いの深度が止められない描写にただ共感と同意の自分が。冴音子さん、今回も良い意味でヒール役を演じてて、遥平も一緒に背徳と慟哭に苛まれる二人を確りフォローし支える。転結の転のエピはもう読んでもらうしか(^_^)→

2021/11/01

ナギ

タイトル通りなんだけど、わかっていても心が揺さぶられるのは禁断の恋だからなのかな。それにしても辛いです。どうまとめるんだろうと思っていましたが、そう来ましたか。多様性の時代なので子供が出来ない同性結婚が許されるなら将来は血縁結婚も許されるのではないでしょうか?なんて考えたりしました。

2021/12/16

オセロ

この物語は表題にもある通り、哀と愛に溢れている。 相思相愛で幼なじみの景山北斗と三ツ泉春は、実は親の離婚により離れ離れになっていた兄妹だった。そんな2人を取り巻く理解室の美少女こと佐伯冴音子と、根は真面目なのに女好きの相羽遥平。 登場人物が全員優しいが故に時に傷付き、時に絶望したりしながらもがく姿に何とも言えない気持ちを覚えますね。そんな中でも冴音子の本音は胸に響きました。そして迎えたラストにはこの作品ならではのものでしたね。

2021/10/21

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