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([の]5-1)ものがたり洋菓子店 月と私 (ポプラ文庫 の 5-1)

([の]5-1)ものがたり洋菓子店 月と私 (ポプラ文庫 の 5-1)

([の]5-1)ものがたり洋菓子店 月と私 (ポプラ文庫 の 5-1)

作家
野村美月
出版社
ポプラ社
発売日
2023-10-04
ISBN
9784591179321
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「([の]5-1)ものがたり洋菓子店 月と私 (ポプラ文庫 の 5-1)」のおすすめレビュー

頑張りすぎているあなたへ…“文学少女”シリーズの野村美月が紡ぐ、甘くて優しい物語『ものがたり洋菓子店 月と私』

『ものがたり洋菓子店 月と私』(野村美月/ポプラ社)

 どうしようもなく将来が不安、自分の気持ちに素直になれない、自分に自信が持てないetc…。そんな悩みを抱えている人にこそ、読んでもらいたい一冊がある。2023年10月4日(水)に発売され、早々に重版が決定した、ライトノベル作家・野村美月の連作短編集『ものがたり洋菓子店 月と私』だ。スイーツのように甘くて優しい物語が、疲れた心にじんわり沁みわたるだろう。

 著者の野村は、『卓球場』シリーズの第1作目『赤城山卓球場に歌声は響く』で作家デビュー。2001年の「ファミ通エンタテインメント大賞(現:エンターブレイン えんため大賞)」で小説部門最優秀賞に輝き、その後も“文学少女”シリーズで「このライトノベルがすごい! 2009」作品ランキング1位を獲得するなど、数々の功績を残している。

 そんな同氏が手がけた『ものがたり洋菓子店 月と私』は、ある住宅街の洋菓子店「月と私」で巻き起こるストーリー。店内にはまるで美術品のようなスイーツと腕利きのシェフ、そして商品の魅力的なエッセンスを引き出し、物語としてお客さまに届…

2023/10/26

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([の]5-1)ものがたり洋菓子店 月と私 (ポプラ文庫 の 5-1) / 感想・レビュー

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シナモン

地球に静かに寄り添う月のように人の心にそっと寄り添う優しくてほっとするお菓子。「ストーリーセラー」語部さんの紡ぎだす物語も添えられて、一層味わい深いものに。爽やかな表紙も素敵でした。

2024/04/18

万葉語り

自己肯定感の低いパティシエールが、店の前に偶々倒れていたストーリーテラーの男性を助けたことで、世界が変わる。見た目を変え、店の内装を変えて生まれ変わった月と私は人気店になり、お客さんの気持ちを明るく前向きに変えていく。レモンのケーキが美味しそうで、困った。2024-55

2024/04/05

坂城 弥生

どのケーキも美味しそう!

2023/11/29

よっち

様々な悩みを抱えて店を訪れた人たちを、ストーリーテラー語部の語る物語と美しいシェフ・糖子の作る極上のお菓子で心解きほぐしてゆく心に甘く優しく沁みわたる連作短編集。ぱっとしないフリーター、突如休暇を宣言した専業主婦、素直になれなかった少年の呪い、ケーキを買いに行けないシャイな中年男性、糖子の妹・麦の片思い、語部の過去、そして店が生まれ変わるきっかけとなった二人の出会い。ひとつひとつのエピソードも良かったですけど、何より語部の真摯な想いと彼に感化され変わってゆく糖子の不器用で甘い関係がとても素敵な物語でした。

2023/10/04

kitten

図書館本。野村さんの本は久しぶり。洋菓子店に執事のようなストーリーテラーって。でも、物語の力がすごいなあと思う。お料理、お菓子にストーリーを絡めるのは邪道だと思っていたけど、うーん、こういうのもありなのね。確かに、これだけストーリー語れれば簡単に詐欺師になれるなあ。評価、星3

2023/12/12

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