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九条の大罪 (8) (ビッグコミックス)

九条の大罪 (8) (ビッグコミックス)

九条の大罪 (8) (ビッグコミックス)

作家
真鍋昌平
出版社
小学館
発売日
2023-03-30
ISBN
9784098616039
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「九条の大罪 (8) (ビッグコミックス)」のおすすめレビュー

「闇金ウシジマくん」著者が描く裏社会弁護士。脚を失った子よりも飲酒運転する半グレを守る「九条」という人間

『九条の大罪』(真鍋昌平/小学館)

 闇金業者を扱った漫画『闇金ウシジマくん』(真鍋昌平/小学館)。センセーショナルな設定と物語が読者に衝撃を与えテレビドラマや映画にもなり、累計2100万部を突破した大ヒット作だ。

 最終回の後、多くの人は想像できなかったのではないだろうか。時を経ずして今度は弁護士を主人公にした漫画を発表し、異なる角度から裏社会を見つめて、前作を超えるほどの反響を呼ぶことを。

『九条の大罪』(真鍋昌平/小学館)は法律と道徳を分けて考え、時には加害者や裏社会の人間を弁護する九条間人(くじょう・たいざ)が主人公だ。

 1巻の最初のエピソードで、九条がなぜ他人から悪徳弁護士と呼ばれるのかをほとんどの読者が理解したはずだ。飲酒した状態でスマホを見ながら運転をしていた人物が、5歳の子どもと父親をひき、父親は死亡、子どもは足を切断したというストーリーで、九条は被害者ではなく同情の余地のない加害者を弁護する。このことによって、事故で亡くなった父親や足をなくした息子、彼らを愛していた母親は苦しい状況に追い込まれ、読者のほとんどがやりきれない気持ちになっ…

2023/7/20

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九条の大罪 (8) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

lily

「私はすっかり変わりましたよ。過去と現在に固執したら未来を見失うので…」同僚の烏丸からの告白と京極vs壬生の板挟みにあう九条。悪の限りを尽くす者の弁護に正義はあるのか。過去に踏み込んだ話の展開はもしかして終了が近いかも…。愚者の偶像編は、千歌と別れ自らの一歩を踏み出した数馬のスッキリした顔が印象的な物語だった。良い終わり方。

2023/11/18

歩月るな

闇vs闇の対立構造激化の衝撃展開、と思わせて、九条先生絡みでは実兄の鞍馬検事の立場が狙われているようにも見える。公の場で闘うとしたらこの兄弟のようにも見えるし、全然関係ないような人たちが、どんどん繋がっていく小気味よさがこれまでにもあったので、それが見えてくるとしたらまた違った視点もあるかもしれない。鞍馬検事が失脚したらどうなるのか、みたいな所も見えるわけでも無いし。作中でほとんど絡んでいない人たちも物語の外では一緒に飯食ってる的な。ドラクエ8のマルチェロ、ククール兄弟を思い出す。兄弟ってそういう所ある。

2023/04/24

Mr.deep

法律ネタも尽きたか人気が出なかったか、早くもヤクザVS反グレの怪獣大戦争編に登場。彼我ともにクズな悪党だとどっちも見事に酷い目に遭えって心から願えるからいいなあ

2023/03/31

4 新刊読了。前巻では壬生と菅原・犬飼が対立して、いいぞ〜対消滅しろ〜と思っていたが手を結んでしまったので肩透かしを食らったが、今度は組長の息子を犬飼が殺してしまい今度こそ決定的な対立が起きた。殺した犬飼もクズなら殺された京極の息子もクズだし、今度こそ対消滅してくれ。ついでにいうと九条も実質的にはヤクザや半グレの共犯なのは事実だし、主人公だけど裁かれてほしい気持ちがある。しかし、法を熟知し法を操る九条を何によって裁くのか…?やはり感情と法は別物で、基本的には後者は前者より優先されなければならないとは思う。

2023/04/15

けん

みんな大丈夫なのって展開ですね。全員破滅しそう。烏丸先生もつらい過去があるのね。さあどうなるのだろう。

2023/08/05

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