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ギャラリーフェイク (37) (ビッグコミックス)

ギャラリーフェイク (37) (ビッグコミックス)

ギャラリーフェイク (37) (ビッグコミックス)

作家
細野不二彦
出版社
小学館
発売日
2023-02-28
ISBN
9784098616336
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ギャラリーフェイク (37) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

物語に深みが増した、そんな印象を抱く『ギャラリーフェイク』最新巻。冒頭の「なりすましを撃て!」は、現代アートが作られる構造を冷めた視点で分析し、かつ贋作ビジネスをも批判する藤田の絶妙な立ち位置を工夫しながら描く周到さがたまらない。この深みを可能にしたのは、細野不二彦の本シリーズへの愛情の賜物だが、それに加え、一話に対するページ増がある。以前であれば30枚弱であったエピソードが今巻では40ページ弱に増えているのだ。

2023/04/14

さくりや

凄い凄い!令和のギャラリーフェイクだ!ただ時事ネタを練りこむだけでなく、アートにまつわる価値観や環境もしっかりアップデートしつつ、この漫画特有のバブル感もしっかり残っている。相変わらずフジタはかっこいいしサラちゃんは可愛い。三田村さんイメチェン激しくて好き(個人的には黒髪ワンレンボブとハイトーンロングが好き)。前巻ほどの不景気を感じないのも良かった。やっぱりギャラリーフェイクは大金を動かしてなきゃ!マイベストはフジタの悪どさとダークヒーローっぷりが光る「ロートレックの晩餐会」。次回も気長に待つヨ!

2023/03/01

美周郎

三田村館長はまたキャストが変わったようだ、初代さんのように表舞台に引っ張り出したい感が見えて良いな。ブラックマーケットの2代目さんが準レギュラーな香り、ちょっと楽しみ。

2023/03/07

毎日が日曜日

★★★+

2023/04/17

びぜんや

新しい革袋に古き酒を、ですかね。令和の美術ネタ、時事ネタに昭和の人情噺を絡ませて読みやすく仕立てて見せる手際がますます冴えてきた感じがします。ディテールがたっぷりしているため、コミックにしては読むのに手間取るんですがこの作品の場合それも悦楽の内。清く正しく公平にだけど分かりにくく窮屈に、そんな世の中だからこそフジタの清濁併せ呑む快刀乱麻っぷりが心地よく感じられますね。★★★★☆

2023/03/05

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