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九条の大罪 (9) (ビッグコミックス)

九条の大罪 (9) (ビッグコミックス)

九条の大罪 (9) (ビッグコミックス)

作家
真鍋昌平
出版社
小学館
発売日
2023-09-28
ISBN
9784098625215
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「九条の大罪 (9) (ビッグコミックス)」のおすすめレビュー

取材中にヤクザを激怒させた命がけのリサーチ。『九条の大罪』9巻で描かれる、弁護士免許はく奪や逮捕の危機に迫る

『九条の大罪』(真鍋昌平/小学館)

 この間、お笑いコンビのかまいたちがMCを務める「これ余談なんですけど」(朝日放送テレビ)を見ていると、ゲストにアウトロー漫画家として真鍋昌平さんが出演していた。真鍋さんは『闇金ウシジマくん』(真鍋昌平/小学館)や、「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の『九条の大罪』(同上)を大ヒットさせている。自ら裏社会を丹念に取材したうえで漫画を描いているため、番組では、実際に取材対象のヤクザ系の人を激怒させてしまい、何度も手紙を出して漫画のネタにする許可をもらったという命がけのリサーチが多数あったと話していた。真鍋作品の大ファンである私は、配信サイトで見ながら「え、あのストーリーも実話をもとにしてるの……」と戦慄した。自分と裏社会は関係ないと思って生きていても、ひとつ道を間違えるとそこには闇が広がっているのだ。

 番組が放送された次の日(9月28日)、『九条の大罪』9巻も発売された。今までのストーリーの中でも際立って半グレとヤクザのせめぎ合いが描かれており「これも実話をもとにしているのでは」と思うと背筋が凍った。た…

2023/10/17

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九条の大罪 (9) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

lily

「この世の物事には、すべて表と裏がある。」ついに壬生と九条の関係に亀裂が入る。これには裏があるのか、それとも…九条を執拗に追いかけた嵐山にとってはチャンス。次巻も楽しみ。拷問シーンが強烈でげんなり。。

2023/11/18

3.5 新刊読了。ここまで読み進めてきても、九条の行動原理がさっぱり分からないんだよなー。法は平等だから依頼人を選り好みしないってだけなら理解できるんだけど、今回は明らかに積極的に壬生を援護しにいってるよな。しかも、犬飼が京極の息子を殺したという罪を知っていながら、黙秘を指示して死体遺棄のみの立件に持っていこうとするのは、明らかに弁護士倫理に悖る…というか犯人隠避そのものじゃん。で、実際逮捕されるわけだが、読者として主人公を全然応援できないし、共感もできない。何がしたいんだろう、九条は。

2023/11/07

歩月るな

九条先生自身はとんでもない世界にいながらも、これだけでやっているわけではなくって、表の世界でもちゃんと仕事している感じの風景が最後に描かれていたのがなかなか良かった。通常業務というか、確かに全部一貫して一つの仕事には違いないけれど、依頼人はどこにでもいて、ちゃんと忙しくしてるんだな、という。とはいえ一人になっちゃったわけだから、寂しさもあるんだろうか。

2023/09/30

Mr.deep

前巻までの停滞迷走ぶりが嘘のようなハラハラドキドキの展開。相変わらずえぐい拷問やヤクザのかけあい書かせると上手いなあと。そしてラストは、最終巻を思わせる大団円の雰囲気をぶち壊すまさかの展開。ここからの再加速を心から願います

2023/09/28

ペコまよ

壬生さんは実社会にいたら絶っ対に関わりたくないんだけど、フィクションのキャラとしては頭がめためたキレてかつ人間味があってすごく魅力的

2024/01/01

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