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胚培養士(はいばいようし)ミズイロ (3) (ビッグコミックス)

胚培養士(はいばいようし)ミズイロ (3) (ビッグコミックス)

胚培養士(はいばいようし)ミズイロ (3) (ビッグコミックス)

作家
おかざき真里
出版社
小学館
発売日
2023-09-12
ISBN
9784098625901
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胚培養士(はいばいようし)ミズイロ (3) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー

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陸抗

命と向き合い続ける胚培養士。子供が欲しい夫婦に、子供が授かる可能性があるなら、リスクも負う覚悟さえしてしまうのかしら。それもまた、人によるか。水沢の抱える秘密、重そう。一人で抱え続けられるのかな。

2023/10/01

りー

何故子どもが欲しいのかをこれほど問われる時代はないのかもしれない。自分たちの遺伝子を受け継ぐ子ども。動物としての本能?家を継ぐことが必須だった時代は、けっこう養子が多かった。(ちなみに私の父も2人目の養子。私は実の祖父母の顔も名前も知らない。血縁なんてそんなものだ。)何故自分の遺伝子を継ぐ子どもが欲しいのか。胚の培養技術はきっとこの先、際限なく進歩していくからこそ、その理由を考えなくてはと思った。

2023/09/12

kayo

着床して妊娠が確認できても無事に育つことが出来ない。それを繰り返す辛さ。夢見る未来が来るのかどうかも分からない。望む未来を確実なものにするために技術向上に努めて諦めず患者に寄り添う水沢の姿に、畏怖と尊敬がやみません。「卵の力」を信じる水沢ならではの姿勢。彼女がそこまで仕事に賭ける理由が何かありそうな気配を残して3巻は終わり。

2023/10/23

空のかなた

ここぞという場面で頁、見開きを使って、登場人物が吐露する言葉と表情の使い方は格闘技のようで凄い迫力。今回は梨園に嫁いだ香奈子さんが「胎児の心拍がない」と診断された時の滝のような涙、絶望の表情がまさにそれ。治療に臨む親の「願い」と背負う水沢と、夫に親子連獅子を舞わせたいと願う香奈子さんの「覚悟」、二人が見開きで「背負っているものが重すぎて(それでも背負う)」と前を向く見開き頁が素晴らしい。更に、あと一回不妊治療に挑戦しなければ「女がすたろうというものです」と片膝立てて見栄をきる香奈子さんのシーンも凄い画力。

2024/04/19

星落秋風五丈原

やはり水沢には過去があったのか。何度か出てきている眠り続ける同級生。

2023/09/13

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